
来年1月の任期満了に伴い実施される次期宮崎県知事選で、元宮崎県知事でタレント出身の東国原英夫氏(68)が出馬の意向を固めたことが分かりました。関係者によると、4月に記者会見を開き、正式に立候補を表明する方向で調整しています。
東国原氏は2007年の宮崎県知事選で初当選し、1期4年を務めました。在任中は「どげんかせんといかん」のフレーズとともに高い発信力で県産品のPRに注力し、「宮崎ブーム」を巻き起こしたことで知られています。また2010年には家畜伝染病・口蹄疫の対応に追われ、危機対応の経験も持ちますが、国政転出を目指して1期で退任。その後、2022年12月の知事選に11年ぶりに出馬した経緯があります。
今回の知事選を巡っては、現職の河野俊嗣氏(61)が5選を目指して立候補することを表明済みです。河野氏は2月27日の県議会代表質問で「山積する課題に対応し、未来への道筋をつけることが私の責務」と出馬を正式に宣言しました。2010年12月の知事選で初当選して以来、現在4期目を務め、人口減少や物価高騰、自然災害対策などの課題に継続的に取り組んできた実績を持ちます。
加えて、元県議会議員の右松隆央氏(57)が3月5日に記者会見を開き、無所属で立候補する意向を表明しました。右松氏は3期12年にわたり県議を務めており、現職・元職、地方議会出身の新人という三つどもえの構図が現時点で見込まれています。
2022年の前回知事選では、現職の河野氏と元職の東国原氏、新人1人の計3人が立候補し、実質的な一騎打ちと報じられました。結果は、河野氏が25万8646票、東国原氏が23万5602票を獲得し、その差は約2万3000票にとどまりました。当初は現職優位とみられていたなかで東国原氏が猛追した経緯もあり、今回の再対決は早くも注目を集めています。
前回は約2万3000票差 政策と「発信力」が争点に
前回選挙では、組織力を背景にした現職と、知名度と発信力を武器にした元職という構図で選挙戦が展開されました。
次期選挙でも同様の構図が予想されるなか、河野氏はすでに県議会で人口減少や物価高騰、自然災害対策への継続的な取り組みを訴えて出馬を表明。右松氏も「右松31策」と題した公約を掲げ、知事給与の3割削減や退職金の5割カットなど、財政面での刷新を打ち出しています。東国原氏は4月の会見で正式に政策を発表する見通しで、3氏の政策論争が本格化するのはこれからです。
人口減少対策や地域経済の活性化、度重なる自然災害への対応など山積する課題を前に、有権者が3氏の実績と政策をどう評価するかが焦点となります。









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