MetaのAIメガネが日本上陸 「Ray-Ban Meta」7万3700円から手ぶらでカメラ撮影やAI連携も

Facebook Japanとメガネ業界大手の仏エシロールルックスオティカは5月19日、メガネ型のAIデバイス「Ray-Ban Meta(Gen 2)」および「Oakley Meta」を5月21日から日本国内で発売すると発表しました。すでに米国と欧州で販売され人気を集めている製品で、ついに日本への本格参入を果たします。価格は7万3700円からとなっており、一部のMeta認定小売店では6月4日からオンライン先行販売が実施されます。
「Ray-Ban Meta」は日常使いに適した軽量設計で、1200万画素の超広角カメラを搭載し、3K Ultra HD動画の撮影が可能です。本体には「Meta AI」を起動するアクションボタンを備え、環境ノイズを抑制しつつ周囲の音も聞き取れるオープンイヤースピーカーを搭載しています。バッテリー駆動時間は最大8時間です。また、スポーツ向けの「Oakley Meta」は、防滴や防塵防水性能を備え、過酷な環境でも利用できるように設計されています。
モデル別の詳細を見ると、「Ray-Ban Meta」には、日常向けで軽量設計のサングラスモデル(「Wayfarer」や「Skyler」など)が用意されており、価格は7万3700円から8万9100円です。加えて、度付きレンズに対応するオプティカルモデル「Ray-Ban Meta Blayzer Optics」などが8万2500円(レンズ代は別売)で展開されます。一方、「Oakley Meta」はスポーツやアクティビティ向けに特化した製品で、IPX4相当の防滴性能を持つ「HSTN」が7万7220円から9万2620円で販売されます。さらに上位モデルである「Vanguard」は、122度の広視野角カメラやIP67の高い防塵防水性能を備えており、価格は9万6580円となっています。
両製品ともに、利用者が「ヘイMeta」と呼びかけるだけでハンズフリーでの景色撮影が可能であり、撮影した画像データはMeta AIアプリからインポートできます。また、外国語の看板やメニューを認識して日本語音声で伝える翻訳機能を搭載しているほか、2026年6月には、会話中にリアルタイム翻訳を行う「ライブ翻訳」機能が20カ国語対応で開始される予定です。全国の正規取扱店に加え、眼鏡専門店であるメガネスーパーの限定5店舗でも取り扱いが開始され、視力測定やレンズ選定などの専門的なサポートを受けながら購入することができます。
プライバシーへの配慮と日本向けのLINE連携
最新のウェアラブルデバイス普及において課題となるプライバシーへの配慮として、同製品は動画や写真の撮影時に必ず本体のLEDライトが点灯する仕様を採用しています。これにより、撮影中であることを周囲の第三者へ明確に伝え、盗撮などの懸念を払拭する社会的な同意を形成する設計となっています。
さらに、今後のソフトウェアアップデートは翻訳機能の拡張にとどまらず、日本国内で広く普及しているコミュニケーションアプリ「LINE」とのシステム連携も準備を進めていると公表されました。詳細な時期や内容については今後発表される予定ですが、日常的なメッセージのやり取りがスマートグラス上で完結するようになれば、利便性は飛躍的に向上します。
同製品は視力矯正を必要とする利用者を想定しており、アジア系の顔立ちにフィットするよう交換可能なノーズパッドや、長さの調整が可能なテンプル(耳に掛ける部分)を採用するなど、日本の消費者が一日中快適に常用できるための工夫が随所に施されています。












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