
LINEヤフーは7月2日、コミュニケーションアプリ「LINE」に有料会員向けの新機能を追加すると発表しました。国内の月間利用者が1億人を超える基盤サービスとなったことを踏まえ、サービス開始15周年を記念したイベント「LINE 15th Anniversary Event -Connect the Next-」で今回の方針を明らかにしています。
新機能は、開発中の機能を一般ユーザーも試せる「LINEラボ」で2026年8月から先行提供し、その後秋以降に有料プラン「LYPプレミアム」の特典として正式展開する予定です。
追加される新機能は4つあります。「メッセージ編集」は、送信済みメッセージを15分以内であれば編集できる機能。「プレミアムブロック」は、従来のブロック機能を拡張し、相手からのメッセージを遮断するだけでなく、相手側の友だちリストから自分のアカウントをそっと消せる点が特徴です。
「メッセージ予約」は、指定した日時にメッセージを送信できる機能で、仕事の連絡や誕生日メッセージなどで活用できます。残る一つ「通話レコーディング」(仮称)は、LINEの通話を録音・録画し、文字起こしして保存できる機能です。
これら4機能は、月額650円の「LYPプレミアム」フルプランの特典として提供されます。あわせて、スタンプ使い放題などを含む月額290円の新プラン「ライトプラン」も、7月中旬からリリース。LYPプレミアムの会員数は、ソフトバンクやワイモバイルの料金プランとのバンドルを含めて2549万人に達しており、このうち直接契約する会員は666万人となっています。
AIエージェントと連動、個別ニーズに応えるサービスへ
LINEヤフー上級執行役員の舛田淳氏は、直接会員を早期に1000万人以上へ拡大し、日本最大級のサブスクリプションサービスに育てたいと述べました。同氏は、LINEユーザーの間で課題がさまざまに異なる点を踏まえ、標準機能だけでは対応しきれない個別のニーズに応えるサービスとしてLYPプレミアムを位置づけ、熱烈な要望がある機能を今後も追加していく方針を示しています。
さらに、トークルーム上でAIエージェントを呼び出せる新機能「Agent i in chat」も発表しました。会話の文脈を理解し、タスクの整理やLINEカレンダーへの予定登録、共有写真を分類したアルバム作成などを支援する機能で、2026年内の提供を予定しています。
コミュニケーション基盤としてのLINEに、AIと有料特典を組み合わせ、生活や仕事の細かなニーズに応える「個別最適型」のサービスへと進化させる構想です。








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