
インターネット掲示板「2ちゃんねる」の開設者として知られる実業家のひろゆき氏(本名・西村博之氏)と、元兵庫県明石市長の泉房穂参院議員(無所属)が、新たな政治団体を立ち上げたことが分かりました。設立日は7月20日で、27日に東京都選挙管理委員会へ政治団体設立届を提出したとされています。
団体名は当面「ひろゆき&いずみ新党(仮)」とし、両氏が共同代表に就任する体制です。正式名称については、10月上旬をめどに公募で決定する方針が示されています。
新党が候補者擁立を目指すのは、2027年春に予定される統一地方選挙です。東京都内では、中央、文京、台東、墨田、大田、世田谷、渋谷、豊島、板橋、北、江戸川の11区で行われる区長選への候補擁立が軸となる見通しです。さらに神奈川、大阪、北海道など複数の道府県知事選や、政令市の市長選への候補者擁立も検討されているとのことです。
候補者は一般公募とし、現職の国会議員については本人からの参加意向があった場合に検討する方針とされています。ひろゆき氏自身は「僕は別に出る必要はなくて、僕よりまともな大人はもっといっぱいいる」と述べ、自身の立候補は否定した上で「まともな大人を募集しております」と候補者募集を呼びかけています。
泉氏は取材に対し「これまでの古い政治ではなく、新しい人が新しい観点で国民のために働く」との考えを示し、住民負担の軽減や少子化対策、子ども政策の強化を重点政策として掲げる姿勢を明らかにしています。国政選挙は次の衆院解散がなければ2年後の参院選まで機会がないため、地方から政治を変えたいとの狙いがあるとみられています。
少子化対策への思い 両氏の共通点と国政進出への含み
ひろゆき氏と泉氏は2023年2月、少子化問題をテーマにした共著を出版するなど、以前から交流を続けてきた間柄です。ひろゆき氏は新党設立の背景として、実質賃金の低下や少子化が続く一方で、国会では子育て政策や教育に関する議論が十分に進んでいないとの問題意識を語っています。
「国会はおじいちゃんとおばあちゃんが決めるから、もうあそこに関わってもしょうがないんじゃないか」と既存の国政の在り方に疑問を投げかけ、まずは地方自治体から変革を進める考えを示しました。活動地域については「とりあえず東京都ぐらいから」としつつ、将来的には国政政党を目指す意向も明らかにしており、泉氏も「もちろんです、当然です」と国政進出への意欲を語っています。






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