
8月26日、ネパールと中国の国境地帯で大規模な洪水や土石流が発生しました。在ネパール日本大使館は27日、ツアーに参加していたとみられる日本人5人と連絡が取れていないことを明らかにし、現地当局に対して捜索および救助を要請しています。
ネパール当局や地元メディアの情報を総合すると、今回の災害による死者は両国で計160人以上に上っています。ネパール側の死者は157人に上り、25カ国の計403人が行方不明となっています。この不明者の中には、安否が気遣われている日本人5人をはじめ、インド人133人や米国人47人など多数の外国人旅行者が含まれています。一方、国境を接する中国のチベット自治区シガツェ市ギロン周辺でも甚大な被害が発生しており、これまでに3人が死亡、558人が行方不明と報じられています。
現場はチベットの聖地へ巡礼に向かう旅行者や登山客が多数訪れる地域であり、突然の濁流に多くの人々が巻き込まれたとみられています。中国チベット自治区内の聖地へ巡礼に向かう旅行者が多数巻き込まれたとみられており、被害の全容把握が急がれています。
高市首相がSNSで情報提供を呼びかけ、日本外務省の対応
この深刻な事態を受け、日本政府は迅速な対応に乗り出しています。日本外務省は、行方不明となっている5人の性別や年齢を現時点で明らかにしていません。在ネパール日本大使館を通じて、現地当局へ懸命な捜索と救助を依頼している状況です。
また、高市早苗首相は27日未明から午前にかけて、自身のX(旧ツイッター)を通じて、「大きな被害が生じていることに、大変心を痛めている」と犠牲者へ哀悼の意を表しました。同時に、安否不明となっている日本人5人の情報を在ネパール日本大使館へ提供するよう広く国民に呼びかけています。
現地ではネパールと中国の両当局が軍や警察を動員して懸命な捜索・救助活動を続けています。しかし、大規模な土石流によって山間部の主要な道路網が寸断され、重機や救援物資の搬入が物理的に阻まれています。地盤が緩みきった状態での二次災害の危険性も高く、孤立した被災地へのアクセスは極めて困難を極めており、救助活動の長期化が懸念される状況です。












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