
アマゾンジャパンは2026年2月27日、食品・飲料・日用品などを注文後約30分以内に届けるエリア限定の配送サービス「Amazon Now(アマゾン・ナウ)」の提供を開始しました。まずは東京都渋谷区の一部地域からスタートし、今後は配送エリアを順次拡大していく方針です。
「Amazon Now」の取り扱い商品は数千点にのぼり、野菜・精肉・果物・乳製品などの生鮮食品をはじめ、惣菜、冷凍食品、飲料、酒類、日用品、ボディケア用品など幅広いカテゴリーを揃えています。対象エリアに居住し「Amazon.co.jp」のアカウントを持っていれば誰でも利用可能です。
注文は「Amazon.co.jp」サイトまたはAmazonショッピングアプリから受け付けています。注文受付時間は午前6時から午後11時30分までで、早朝の朝食用食材から夕食の買い足しまで、1日を通じたさまざまなニーズに対応しています。
配送料はAmazonプライム会員が1回あたり290円、非会員は710円です。注文後は注文履歴から配達予定時刻と配達員のおおよその現在位置をマップ上で確認でき、受け取りのタイミングを事前に把握しやすい設計です。
アマゾンジャパンのジャスパー・チャン社長は「数千点の食料品や日用品がわずか30分以内にご自宅に届き、お客様の貴重な時間を節約し、より便利な生活を実現できます。急なお買い物や忙しい日々の負担を軽減できるようになります」とコメントしました。
アマゾンはすでに日本で数百万点の商品の当日・翌日配達を展開しており、「Amazon Now」はその即時性をさらに高める新たな選択肢として位置づけられます。
なお同社が展開する生鮮食品を中心とした「Amazonフレッシュ」などのネットスーパーは最低注文金額が4,000円となっています。一方「Amazon Now」は単品から利用でき、急に必要になった日用品や少量の食品にも対応しやすい点が差別化のポイントです。
渋谷から全国へ広がる即時配送 競争と生活への影響
「Amazon Now」は2025年12月に米国シアトルなどで試験導入されたサービスです。現在、渋谷区の一部地域のみでの展開ですが、飲食店・オフィス・住宅が立ち並ぶ人口密集エリアでオペレーションを磨いたうえで、他の都市部への展開を検討する構えです。
消費者にとっては、仕事や育児で外出が難しい場面でも必要なものを短時間で受け取れるメリットが期待されます。30分以内配送という新たな選択肢が日本の消費者の買い物体験をどう変えるか、今後の動向が注目されます。












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