キンコン西野氏、違法アップロード問題を宣伝戦略に転換する独自発想が物議

キングコングの西野亮廣氏が14日、自身のX(旧Twitter)で注目を集める投稿を行いました。同氏が制作総指揮を務めるミュージカル『えんとつ町のプペル』の映像が動画共有サイトに無断投稿された件について、通常とは異なるアプローチで対応する意向を示しています。

西野亮廣氏によると違法アップロードの発見後、スタッフに対して「開示請求して、訴えて、『キンコン西野が素人を訴えた』というニュースにしよう。そうすればオンライン配信チケットが売れるよ。PR費としてはメチャクチャお買い得だよ」という戦略を提案したということです。この発想に対してスタッフからは困惑の反応があったとされています。

同ミュージカルは8月に神奈川芸術劇場で上演され、現在は12月末まで有料のオンライン配信が実施されています。

著作権侵害への対応として法的措置を取ること自体は一般的ですが、それを意図的に話題化して宣伝材料にするという手法は異例といえるでしょう。

SNS上では「効率的な発想」「西野さんらしい」といった肯定的な意見がある一方で、著作権問題を商業利用することへの疑問視する声も見られます。同氏は最終的に適切な法的手続きを進めていることも併せて報告しています。

独特な宣伝手法で記録更新 エンタメ業界の常識に挑戦

西野亮廣氏のマーケティング手法は今回に限らず注目を集めており、映画版『えんとつ町のプペル』でも話題となった前売券販売で顕著に表れています。同氏は大手アニメーション作品の記録に挑戦する目標を掲げ、地道な営業活動を継続してきました。

その結果、映画『えんとつ町のプペル~約束の時計台~』のムビチケ前売券販売枚数は6万7,942枚を記録し、これまで最高記録だった『アナと雪の女王2』の6万7,910枚を上回りました。

西野亮廣氏はこの成果について「マーケティングではなく、地道な営業と根性の結果」と表現しています。従来の映画宣伝とは一線を画する手法で、個人の発信力とファンコミュニティを活用した独自の戦略が功を奏している形です。

エンタメ業界では大手配給会社や広告代理店が主導する宣伝手法が一般的ですが、西野亮廣氏のアプローチは個人クリエイターによる直接的なファン獲得戦略として注目されています。

関連記事

コメントは利用できません。

最近のおすすめ記事

  1. トルコの無人戦闘機、世界初の自律編隊飛行に成功 航空史の新たな一歩
    トルコの防衛企業バイカルは2025年12月28日、2機の無人戦闘機「バイラクタル・クズルエルマ」によ…
  2. 中国、レアアースの対日新規契約停止を通知 既存契約破棄も検討
    レアアース(希土類)を販売する中国の国有企業が、日本向けの新規契約を結ばない方針を一部の日本企業へ伝…
  3. 宇宙で半導体製造時代の幕開け:Space Forgeが軌道上で1,000℃プラズマ生成に成功
    SF小説の世界でしか考えられなかった宇宙空間での製品製造が、今、現実の産業として目を覚ましつつありま…

おすすめ記事

  1. 網走刑務所で刑務作業を行う受刑者

    2025-7-21

    網走刑務所とはどんな場所?現役職員に聞いた歴史と受刑者の今

    強固な警備体制や凶悪事件の受刑者が収容されるイメージもある網走刑務所。映画やドラマなどの影響で、怖い…
  2. 2023年11月23日木に栃木県の喜連川社会復帰促進センターで開催された「令和5年度きつれがわ矯正展」

    2024-1-15

    刑務所の中まで見れるイベント「きつれがわ矯正展」とは?

    2023年11月23日(木)に開催された「令和5年度きつれがわ矯正展」。年に一度、喜連川社会復帰促進…
  3. 2025-9-10

    Apple新型『iPhone 17』、SIMスロット廃止で薄型化実現 ユーザー対応に課題

    Apple社が9月10日に発表した最新スマートフォン『iPhone 17』シリーズにおいて、日本市場…

2025年度矯正展まとめ

2024年に開催された全国矯正展の様子

【結果】コンテスト

【結果発表】ライティングコンテスト企画2025年9-10月(大阪・関西万博 第4回)

アーカイブ

ページ上部へ戻る