
任天堂は2026年2月3日、2025年4~12月期の連結決算を発表しました 。連結純利益は前年同期比51.3%増の3588億円となり、家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ2」の好調な販売が業績を大きく押し上げました 。また、投資有価証券売却益326億円の特別利益計上も寄与しています 。
スイッチ2は年末商戦を含めて好調な販売を示し、4~12月期でハードウエアが1737万台、ソフトウエアが3793万本を販売しました 。スイッチ2は初代スイッチよりも単価が高いため、連結売上高は前年同期比約2倍の1兆9058億円に達しています 。
一方で、スイッチ2は初代スイッチと比較して利益率が低く、売上総利益率は低下しています 。古川俊太郎社長は決算会見で「現時点で総利益率の状況を大きな課題とは思っていない」と述べ、「まずはハードの普及に努め、その後、ソフトの販売を最大化することで、利益率の改善を目指していきたい」との方針を示しました 。メモリー価格の高騰については「今期業績に大きな影響はないと認識している」としています 。
スイッチ2の今期販売計画は、ハードウエア1900万台、ソフトウエア4800万本と従来の計画を維持しました 。値上げの可能性については「プラットフォームの普及の状況や足元での販売動向、コストや収益性、市場環境など総合的に見ながら慎重に検討する」と述べるにとどめています 。
通期業績予想は据え置き、初代スイッチは歴代最多販売を達成
任天堂は通期業績予想を据え置き、純利益見通しは前年比25.5%増の3500億円としています 。4~12月期実績ですでに通期予想を超過していますが、12月期末の為替レートで外貨建て資産の評価益を計上したものの、3月期末には為替差益が縮小すると予想し、通期見通しは変更しませんでした 。前提為替レートは1ドル150円(従来は140円)、1ユーロ170円(同160円)と円安方向に見直しています 。
また、初代のニンテンドースイッチは2025年12月末時点で累計1億5537万台を販売し、ニンテンドーDSを超えて歴代ハードウエアの中で最多の販売台数となりました 。










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