「投資の神様」ウォーレン・バフェット氏、年末でCEO退任へ 年次株主総会で表明

世界的な投資家として知られるウォーレン・バフェット氏が、5月3日のバークシャー・ハサウェイ年次株主総会で、年末をもってCEO職から退くことを表明しました。後任には副会長のグレッグ・アベル氏が昇格する見通しです。

94歳のウォーレン・バフェット氏は幼少期の11歳から株式投資を始め、独自の長期投資戦略で巨額の富を築き上げてきました。その卓越した投資眼と明確な投資哲学から「投資の神様」と称され、彼の一言が世界の金融市場を揺るがすほどの影響力を持っています。

株主総会では経営交代に関する発表だけでなく、現在のトランプ政権が進める関税政策についても言及し、「貿易は武器であるべきではない」と批判的な見解を示しました。

ウォーレン・バフェット氏の引退表明は、半世紀以上にわたって世界の投資界を牽引してきた時代の節目となります。バークシャー・ハサウェイの今後の投資戦略や方針変更の可能性について、市場関係者の注目が集まっています。

ネット上では、「ご立派だと思います」「自分もなれるものならウォーレン氏のように在りたいものだ」「この後のバークシャーの行く末にも興味ある」などの意見が寄せられています。

ウォーレン・バフェット氏の輝かしい軌跡|日本株の保有率

ウォーレン・バフェット氏は、1930年8月30日にネブラスカ州オマハで誕生しました。連邦下院議員を務めたハワード氏とレイラ氏の1人息子として生まれ、幼少期から抜群の数字センスを発揮していました。

11歳から株式投資を始めたウォーレン・バフェット氏は、1947年にウッドロウ・ウィルソン高校を卒業後、投資の道を極めていきます。

1952年に最初の妻スーザン氏と結婚し、3人の子どもをもうけました。彼女は2004年に他界しており、その後アストリッド氏と再婚しています。

1965年、バークシャー・ハサウェイを設立し、長期的視点に基づく独自の投資手法で巨額の富を築き上げました。その類まれな投資眼は「投資の神様」との名声をもたらし、世界の金融市場に多大な影響力を持つに至りました。

ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイは今年3月、日本の大手商社5社の株式を大幅に買い増したと公表しました。各社の保有比率は三井物産が9.82%、三菱商事が9.67%、丸紅が9.30%、住友商事が9.29%、伊藤忠商事が8.53%と、いずれも1ポイント以上増加しています。

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