
日本発の『ポケモン生態図鑑』が海を渡り、イギリスのロンドン自然史博物館で現地時間1月26日から初のポップアップイベント「Pokécology(ポケコロジー)」が開催されています。世界三大自然史博物館の一つで行われる本イベントは、4月19日まで開催予定ですが、情報解禁直後に会期全体のチケットが予約終了となるほどの人気を博しています。
本イベントの最大の見どころは、今回のために製作された世界初公開の大型ジオラマです。高さ269センチ、幅220センチという迫力のサイズに、25種計59匹のポケモンが生息する姿が『ポケモン生態図鑑』のページを基に精密に再現されています。背中にポケモンたちを乗せたドダイトスや、ペンドラーとマルヤクデのなわばり争いといった生き生きとしたポケモンの姿が見られるほか、イワークが掘り進めた地中の穴は奥まで再現されており、ノコッチやディグダがそれを利用して生活している様子も観察できます。
ハスボーの好む透明な水の中にはニョロモの姿があり、オオタチの巣穴が地中でどのようにつながっているかも想像できる、細部にまでこだわった作りとなっています。ジオラマに登場するポケモンは、ピカチュウ、リザードン、プテラ、カイリュー、チルタリス、キャタピー、ビードル、トランセル、コクーン、フワライド、ペリッパー、フラベベ、モンメン、ミノマダムなど多岐にわたります。
「Pokécology」というイベント名は、Pokémon(ポケモン)とEcology(生態学)を組み合わせた造語で、『ポケモン生態図鑑』の英語版タイトルにもなっています。進化から環境に至るまで、ポケモンとロンドン自然史博物館が共有する「自然に対する敬意」を表現したコンセプトとなっており、世界的な注目を集めています。
会場では、ロンドン自然史博物館や『ポケモン生態図鑑』をテーマにしたオリジナルグッズも多数販売されています。一部の商品は博物館のオンラインショップでも購入可能で、グッズの売上は博物館の慈善活動や400人の科学者による研究活動の支援に役立てられるといいます。
ベストセラー書籍が世界進出
『ポケモン生態図鑑』は、2025年6月18日に小学館から発売された書籍で、野生のポケモンたちの暮らしに注目し、体の特徴と生態の関係や体温調節の方法など、ポケモンの生態を現実世界の行動生態学という切り口でまとめた初の生態図鑑です。発売から約半年で累計発行部数が80万部を突破し、2025年のトーハン年間ベストセラーでは総合3位にランクインする快挙を達成しました。
執筆を担当したのは、博士(農学)の学位を持ち現在は株式会社ポケモンに勤務する米原善成氏で、イラストは行動生態学の専門家できのしたちひろ氏が描き下ろしています。両氏は東京大学大学院農学生命科学研究科で動物の行動や生態を研究し、博士号を取得しており、ポケモンという生き物を観察する視点は本格的なものとなっています。
本書は『ポケットモンスター』シリーズに登場する「ポケモン図鑑」に掲載されている合計7,500以上におよぶ生態情報を改めて調査し、その中から厳選したものを生き物の行動学や生態学などの視点で再構成して作成されました。300点を超える描き下ろしイラストも使用され、SNSを中心に大きな話題となっています。
ロンドン自然史博物館は、大英博物館の自然史部門が独立する形で1881年に開館した歴史ある博物館で、アメリカ自然史博物館(ニューヨーク)、国立自然史博物館(パリ)と並び世界三大自然史博物館にも数えられています。









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