
米国女子ゴルフツアー(LPGA)の2026年シーズン出場権をかけた最終予選「Qシリーズ」が2025年12月4~8日にかけてアラバマ州で開催され、渋野日向子、西村優菜、桜井心那の3選手が来季ツアーカード獲得圏内での通過を決めました。悪天候の影響で異例のスケジュールになった中での合格となり、日本の女子ゴルフ選手たちの粘り強さが示されました。
この予選会は、米国女子ゴルフツアーの来季出場権をかけた唯一のチャンスで、上位25位タイまでが2026年シーズンの出場資格を得られるものです。初日が順延し、当初予定されていた5ラウンド90ホールから4ラウンド72ホールに短縮される異例の事態が発生しましたが、日本勢は最後まで集中力を保ち、厳しい戦いを勝ち抜きました。最終ラウンドは霜の影響で2時間遅れでのスタートとなるなど、天候との闘いが続きました。
渋野は最終ラウンドで3バーディ・3ボギーの「72」を記録し、トータル5アンダー・24位タイのボーダーラインでの通過となりました。渋野は「なんとかギリギリ、通ってよかったです」と通過に涙を流し、この1週間について「気持ちのオンオフが大変でした。ご飯もあんまり食べられないとかもあったけれど、本当にたくさん支えてもらって、すごく前向きな気持ちでスタートできた」と、サポートの大切さを語りました。
西村も最終ラウンドで「71」を記録して圏内通過を果たし、「心臓が3つあっても足りない」と緊張の中での突破を表現し、精神的な負担の大きさを伝えました。桜井は予選会10位での通過を決め、日本勢全体が上位での合格を果たしました。
悪天候の中での「異例」のシーズン突破、来季への決意
渋野は2025年シーズンが非常に厳しかったと振り返り、「トップカテゴリーのシード選手として迎えた今季は、苦しい時間が続きました」と語りました。「全米女子オープン」での7位が唯一のトップ10で、23試合に出場して予選落ちは13回に上ったといいます。ポイントランキング104位で終えて、準シード権も獲得ならず、来季の出場カテゴリーを上げるために、この予選会に臨むことになりました。
3選手の通過により、日本の女子ゴルフ選手たちが2026年のLPGAツアーで活躍する舞台が確保されました。渋野は「二度と来ないと誓った場所にまた帰ってきてしまったのは悔しいけれど、また新たなスタートだと思って、前向きに臨めていたとは思う」と述べ、「もう、いま以上に悔しい思いをしたくない。ちょっとでも減らしていけるように、いい思い出を増やせるように、このオフは本当に頑張りたいです」と、米5年目となる2026年シーズンへの活躍を力強く誓いました。












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