
野球日本代表「侍ジャパン」の井端弘和監督が26日、都内で会見を開き、3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する追加メンバー10人を発表しました。これまでに発表されていた19人と合わせて、全30選手中29選手が決定し、大会連覇に向けた布陣がほぼ固まりました。残る1人は後日発表される予定です。
今回新たに選出された投手陣では、昨季ワールドシリーズMVPに輝いたドジャース・山本由伸投手、中日・高橋宏斗投手、オリックス・宮城大弥投手、オリックス・曽谷龍平投手、日本ハム・北山亘基投手の5人が名を連ねました。野手ではヤクルト・中村悠平捕手、ホワイトソックス・村上宗隆内野手、広島・小園海斗内野手、ブルージェイズ・岡本和真内野手、カブス・鈴木誠也外野手が選ばれました。
今回の代表メンバーで特筆すべきは、メジャーリーガーが過去最多の8人に達したことです。先行発表されていたドジャース・大谷翔平投手、エンゼルス・菊池雄星投手、パドレス・松井裕樹投手、FA中の菅野智之投手と合わせ、これまでの最多記録だった2009年大会の5人を大きく上回るドリームチームとなりました。特に松井は3大会連続での出場となり、投手では杉内俊哉以来の快挙となります。
会見で井端監督は、山本について「日本でもトップの投手。日本のエースとして勝てるピッチングをしてもらえれば」と絶大な信頼を寄せました。また、大谷の打順構想については「上位しか頭にない」と明言し、チームの中核を担う起用法を示唆しました。
今回初選出となった曽谷、北山、小園の3選手について、井端監督は選考理由を説明しました。小園については「自分が監督になってから全ての大会で活躍してくれている。いてくれると助かる選手」と高く評価し、内野のユーティリティプレーヤーとしての役割に期待を示しました。
米国メジャー移籍1年目となる岡本と村上の両選手は、通常なら環境適応を優先してWBCを欠場するケースが多い中での異例の参戦となります。井端監督は両選手について「昨秋からずっと話をさせてもらいながらやっていた」と、早期から交渉を続けてきたことを明かしました。
侍ジャパンは2月14日から宮崎で事前合宿を開始し、3月6日の台湾との初戦に向けて準備を進めます。大会は東京ドームで開催される1次ラウンドから始まり、史上最多のメジャーリーガーを擁する史上最強メンバーで大会連覇を狙います。
井端監督が期待する新戦力 初選出3選手の役割は
今回のメンバー発表では、曽谷、北山、小園のWBC初選出3選手がラインアップされました。
曽谷は昨年11月に行われた侍ジャパン強化試合の韓国戦で先発として3回を完全投球し、大きなアピールに成功しました。井端監督は「秋にあれだけの投球をしてくれた」と評価しました。北山については「小気味いいピッチングでコントロールもいい。どの球種でもストライクが取れる」と、投球の安定感を高く評価しました。
小園は昨季セ・リーグで首位打者と最高出塁率に輝き、二塁、三塁、遊撃を守れるユーティリティ性が強みです。井端監督は「ポジション的にも二塁、三塁、一塁。プレミアでは全部セカンド。いてくれると助かる選手だし、勝負強さがある」と、その万能性と勝負強さを高く評価しています。小園本人も球団を通じて「熱いスクワット応援よろしくお願いします」とコメントし、初めての世界大会への意気込みを示しました。












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