
9日の東京株式市場で、サイバーエージェント株が急伸し、一時前日比18%超高の1480円まで買われる展開となりました。 6日に発表された2025年10〜12月期の連結純利益が、前年同期比約2.5倍の124億円となったことが材料視され、市場の買いを呼び込んだ形です。
決算では、金融情報サービスIBESがまとめたアナリスト予想の平均である約90億円を上回る水準となり、ポジティブサプライズとなりました。 主力のゲーム事業では既存タイトルが堅調に推移したほか、海外展開が収益を押し上げました。 また、インターネットテレビ「ABEMA(アベマ)」の採算が改善し、これまで利益を圧迫してきたメディア事業の収益性が向上したことも、純利益拡大に寄与したとみられます。
売上高は2323億7700万円と前年同期比14.0%増、営業利益は233億9500万円で同2.8倍と、利益面の伸びが際立つ決算となりました。 株式市場では「ゲーム事業の海外好調に加え、ABEMAの採算改善が進み、かつての“投資負担”から“収益源”への転換が見えてきた」との評価が聞かれています。
一方で、サイバーエージェントは2026年9月期通期の業績予想については据え置きを選択し、純利益250億円と前期比減益の見通しを変えていません。 アナリスト予想(QUICKコンセンサス)の372億900万円をなお下回る水準であり、足元の四半期で好調だったからといって、先行投資を抑える姿勢には移行していないことがうかがえます。
それでも、今回の決算を受けて、株価は急騰後も高値圏を維持し、出来高も通常を大きく上回りました。 市場では「通期予想は保守的だが、ゲームとABEMAの両輪で収益成長が続く可能性が高い」との見方が強まっており、今後の業績次第では業績予想の上方修正や、更なる株価の上昇余地に期待する声も出ています。
ABEMA採算改善とゲーム海外展開 成長シナリオへの視線
今回の決算で特に注目されたのは、ゲーム事業の海外展開とABEMAを中心とするメディア&IP事業の改善です。 サイバーエージェントは、海外向けゲームの売上拡大を背景に、10〜12月期の営業利益を前年同期比2.8倍の233億9500万円と大幅に伸ばしました。 ヒットタイトルの長期運営と海外配信の両立が進んでおり、「国内依存からの脱却」が収益面で具体的な成果を出しつつあります。
一方のABEMAは、これまで長期にわたって巨額の投資負担を抱えてきましたが、広告収入の拡大や有料会員基盤の積み上げにより、採算改善が明確になりつつあります。 メディア&IP事業全体で黒字化や利益貢献が進んだことが示されており、「新しい未来のテレビ」を掲げてきた同社の中長期戦略が収穫期に入りつつあるとの評価も出ています。
もっとも、市場環境には不透明要因も残ります。広告市況の変動や為替の影響、新作ゲーム開発の成否など、収益を左右する要素は多く、会社側も通期見通しでは慎重姿勢を崩していません。 投資家としては、ゲームの海外成長とABEMAの収益化がどこまで継続し得るのか、今後の四半期決算を通じて見極めていく必要がありそうです。


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