
高市早苗首相(自民党総裁)は7日、衆院選の選挙戦最終日に東京都文京区で街頭演説に立ち、外国人政策や経済成長戦略を訴えるとともに、自民党圧勝との情勢報道に「泣きそうになった」と述べ、有権者に投票を強く呼びかけました。
首相は、外国人に対して税金や保険料を適切に納めているかを審査し、日本語や日本文化を学んでもらう仕組みを整える考えを示し、「自民党の外国人政策は排外主義とは一線を画す」と強調しました。
その上で、「ルールを守ってもらい、日本人も不公平を感じることなく安心して生活できる社会をつくる」と述べ、安全な暮らしや必要な医療・福祉、質の高い教育、働く場を全国どこでも確保することが政府の責任だと訴えました。
経済政策については、「そういう日本列島をつくるために経済成長が必要だ」と述べ、「成長のスイッチを片っ端から押していくのが高市内閣の仕事だ」と表明しました。
首相は、序盤情勢で自民党優位が伝えられていることを念頭に、「自民がすごく勝つんじゃないかという報道があり、私は泣きそうになった」と心情を吐露しました。
その理由として「そうした報道で気が緩み、総崩れになって過半数を割り込むかもしれない。投票に行かなくていいと思ってしまう人がいるからだ」と説明し、「どうか皆さんの大切な一票をお願いします」と繰り返し支持を求めました。
与党・自民党は今回の衆院選で、与党として衆院465議席の過半数となる233議席以上の確保を最低ラインと位置づけています。
各社の序盤調査では、高市内閣の支持率の高さを背景に、自民党が公示前の198議席から大幅増の可能性も指摘されており、情勢報道が投票行動に与える影響が焦点になっています。
与党過半数ラインめぐり緊張感 最終盤まで支持固め急ぐ与野党
今回の衆院選は8日に投開票が行われ、高市首相は「与党で過半数」を勝敗ラインとして掲げています。
参院で与党が過半数割れの状況にある中、衆院での安定多数の確保は政権運営の安定に直結するため、自民党は単独での過半数維持に強いこだわりを見せています。
毎日新聞などの序盤情勢調査では、自民党が小選挙区の半数以上で先行し、公示前から議席を増やす公算があると分析されていますが、一方で中道改革連合との間で約370議席を奪い合う構図との見方も出ています。
他党の合計議席が「100議席足らず」にとどまると予測される中、自民党と中道改革連合の最終的な議席配分が、今後の政治勢力図を左右する情勢です。
高市首相は最終盤、文京区や東京都内の激戦区を回り、「働いて働いて働いて働いて、働き抜かせていただきます」と、昨年の新語・流行語大賞にも選ばれたフレーズを用いて政策遂行への決意をアピールしました。
選挙戦では物価高対策や安全保障、外国人政策などが争点となる中、与党の「大勝」ムードが広がる一方で、「勝っても短命」となるリスクを指摘する見方もあり、首相は支持層の投票離れを警戒しながら最後まで引き締めを図っています。
有権者にとっては、短期決戦となった選挙戦で各党の公約や候補者の主張をどこまで見極められるかが問われており、8日の投票行動が今後の政権基盤と政策の方向性を大きく左右することになります。









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