写真で見るビクトリア刑務所(香港)洗衣場石階 LAUNDRY STEPS「大館(Tai Kwun)」

香港の旧ビクトリア刑務所には、「洗衣場石階 LAUNDRY STEPS」と壁に書かれた場所があり、1920年代には洗濯場として使用されていた。現在では、階段部分に多くの人が座ることができ、階段下の壁にあるプロジェクトスクリーンに映像が投影されたり、パフォーマンスが行われる場所になっている。

当時の日直を表すようなボードだろうか。

「洗衣場石階 LAUNDRY STEPS」の階段下フロアの横のスペースには、植物がたくさん置かれているフリースペースのようになっている。

無機質な石造りの空間に、緑がそっと寄り添うように配置されていて、刑務所時代の名残を感じさせる一方で、どこか柔らかい空気が流れているのが印象的だ。
この場所は、かつて囚人たちが洗濯作業へ向かうために行き交った通路だったとは思えないほど、今では開放的で、訪れた人が自然と足を止めてしまう。
石階の上から差し込む光が植物の葉に反射し、歴史建築と現代の息づかいが混ざり合うような独特の雰囲気をつくり出している。
イベントが行われていない時間帯は、ここで休憩したり、写真を撮ったり、ただぼんやりと空間を味わう人の姿も多い。
大館の中でも、過去と現在がもっとも自然に溶け合っている場所のひとつといえるだろう。
さらに奥へ進むと、旧監房棟へと続く通路が現れ、空間の表情は再び引き締まる。
洗衣場石階は、その境界に位置する“緩衝地帯”のような存在で、訪れる人に大館の多層的な歴史を静かに語りかけてくる。








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