
ミラノ・コルティナ冬季五輪第2日の2月7日(現地時間)、リヴィーニョ・スノーパークのスノーボード男子ビッグエア決勝で、木村葵来(21、ムラサキスポーツ)が金メダル、木俣椋真(23、ヤマゼン)が銀メダルを獲得しました。木村は合計179.50点、木俣は171.50点でした。同種目での日本男子のメダル獲得は初めてで、木村は今大会の日本勢金メダル第1号となっています。
決勝は3本の試技のうち、異なる回転方向のベスト2本のスコアで順位が決まる方式で行われました。予選3位の木村は1本目でバックサイド1980(5回転半)の大技を成功させ、89.00点の高得点でトップ。2本目は着地に失敗したものの、勝負の3本目でスイッチバックサイドからの1980を見事に決め、決勝で唯一の90点台となる90.50点を叩き出して首位に返り咲きました。
木俣は予選10位ながら決勝で真価を発揮しました。1本目にバックサイド1980で86.25点、2本目にスイッチバックサイド1980を美しく着地して85.25点と、2本連続で5回転半を成功させて一時トップに浮上。しかし最終3本目ではバックサイド2160(6回転)に果敢に挑んだものの着地に失敗し、逆転を許す形となりました。
日本勢の金銀メダル同時獲得は、2018年平昌五輪フィギュアスケート男子の羽生結弦・宇野昌磨以来の快挙です。また、スノーボードでの日本勢の五輪金メダルは、2022年北京大会の男子ハーフパイプ・平野歩夢以来2人目となります。
岡山出身の21歳と愛知出身の23歳が紡いだ五輪の輝き
金メダルの木村は岡山県岡山市出身で、2014年ソチ五輪をきっかけにスノーボードを本格的に始めました。2023〜24年シーズンにはビッグエアのW杯種目別年間王者に輝いた実力者です。「フィジカルモンスター」の異名を持つ21歳は「(金メダルは)とても重たいです。周りの人たちが手厚くサポートしてくださったので、このような結果でお返しすることができて嬉しい」と喜びを語りました。
銀メダルの木俣は愛知県名古屋市出身で、2025年世界選手権のビッグエアで金メダルを獲得した世界王者です。4年前の北京五輪では代表入りをあと一歩で逃していました。「年齢的にも最後のチャンス」と臨んだ初の五輪で「自分の技もマックス出して嬉しい。上に日本の選手がいるのは悔しいけど、これ以上ない滑りができた」と語りました。










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