ソフトバンクがパ・リーグ連覇達成 5月最下位からのV字回復で2年連続21度目の栄冠
- 2025/9/29
- スポーツ
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福岡ソフトバンクホークスが9月27日、埼玉西武ライオンズに4対1で勝利し、パーソル パシフィック・リーグで2年連続21度目(南海、ダイエー時代を含む)の優勝を果たしました。この劇的な逆転劇は、5月に最大借金7で最下位に沈んだチームが見せた驚異的なV字回復の結果でした。
ベルーナドームで行われた運命の一戦では、先発の有原航平投手が7回93球5安打1失点7奪三振で13勝目を挙げ、優勝決定に大きく貢献しました。初回に西武の渡部聖弥選手の適時打で先制を許しましたが、2回に野村勇選手の適時打で同点に追いつくと、5回には栗原陵矢選手の2点適時二塁打と柳町達選手の適時打で3点を勝ち越し。その後、8回は藤井皓哉投手、9回は守護神の杉山一樹投手が無失点で締めて勝利を決めました。
優勝が決まった瞬間、小久保裕紀監督はマウンド付近で7回宙に舞い、歓喜の瞬間を味わいました。球団オーナーの孫正義氏も5回胴上げされ、チーム一丸となった喜びを表現しました。小久保監督は優勝インタビューで「本当に苦しいシーズンだったので、今年ほど1軍に携わった全選手、関係者の全員の力がなければ今日の2連覇は達成できなかったと思います」と感謝の気持ちを述べました。
困難を乗り越えた激動のシーズン チーム一丸で掴んだ連覇
今シーズンのソフトバンクは開幕から厳しい状況に直面していました。主力の柳田悠岐選手、近藤健介選手、守護神のロベルト・オスナ投手といった高額年俸選手が相次いで離脱し、5月1日時点で最大借金7、首位と6ゲーム差の最下位に沈みました。チームは4月から5月にかけて計20日間の単独最下位を経験し、これは優勝チームとしては2007年の日本ハムと並ぶ最長記録となりました。
しかし、小久保監督の柔軟な修正力と選手たちの総合力により、チームは見事に立ち直りました。投手陣では有原航平、大関友久、上沢直之、リバン・モイネロの4人が2桁勝利を達成し、救援陣も杉山一樹投手が守護神として活躍しました。打線では、当初2軍だった柳町達選手がタイトル争いに加わるまでに成長し、野村勇選手らの中堅世代が主力離脱の穴を埋める活躍を見せました。
セ・パ交流戦では12勝5敗1分で優勝を果たし、夏場以降は安定した戦いで北海道日本ハムファイターズとの激しい首位争いを制しました。最終的にシーズン139試合目で84勝51敗4分けの貯金33を記録し、借金7以上からの逆転優勝としては1963年西鉄、1988年中日、2007年日本ハム、2012年巨人、2022年オリックスに次ぐ6例目の快挙となりました。
小久保監督にとっては新人監督から2年連続のリーグ制覇となり、これは1936~37年の藤本定義監督(巨人)、1986~87年の森祇晶監督(西武)、2021~22年の中嶋聡監督(オリックス)に次いで史上4人目の記録です。チームは10月15日から開始されるクライマックスシリーズ ファイナルステージで、昨年果たせなかった日本一奪還を目指します。









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