22日に行われた試合にて、レアル・ソシエダの日本代表である久保建英選手の豪快な同点ゴールが、主審の判断によって取り消されました。
事が起きたのは前半45分、自陣からのカウンターでMFブライス・メンデスを受けた久保選手は、相手2人をドリブルで翻弄し、ペナルティーエリア外から豪快なシュートを放ちました。そのシュートは見事、一直線にゴールの左隅へと突き刺さります。
あまりに鮮やかなシュートであったため、久保選手を含めたチームメンバーは感情のまま激しく喜びました。しかし、主審がVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)で確認したところ、自陣で相手ボールをカットするときに味方選手のファウルが発覚し、久保選手の華麗なシュートは取り消されてしまいます。
その後、終盤にレアル・ソシエダが得点しますが、再度VAR判定によりオフサイドが確認され取り消しになります。不運が重なった結果、1-0でバリャドリードの勝利で幕を閉じました。
久保選手のシュート取り消しに対するファンたちの反応
久保選手のシュートが取り消しになったことで、ネット上では以下のような反応が示されています。
- 久保建英いよいよ覚醒の予感がするいいシュートでした
- 素晴らしいシュートだっただけに残念
- なぜファールのタイミングで試合を止めなかったのかわからない
- レフェリーはもっと早く止めろよ
- 少し残念ですが、監督からは期待されている印象を受けました
久保選手の鮮やかなシュートを絶賛する声が多くあがっています。それと同時に、「判断ミスでは?」「もっと早く試合を止めてほしい」など、審判を批判する意見も寄せられていました。
久保建英のサッカー選手としての実績
久保建英は、レアル・ソシエダに所属するミッドフィルダーの日本代表選手です。2016年、中学3年生のときに飛び級でFC東京U-18に入り、同年8月の日本クラブユース選手権全7試合に出場し、勝利を収めて得点王に輝きました。
同年9月には、FC東京のトップチームに登録。15歳5ヶ月1日でデビューを果たし、Jリーグの最年少出場記録を更新します。そのほか、史上最年少ゴール記録を達成するなど、多くの実績を残しています。
2019年6月14日にスペインのレアル・マドリードへの移籍が発表され、その後の2022年7月19日にレアル・ソシエダに完全移籍。契約は2027年6月までの5年間とされていますが、レアル・マドリードは50%の保有権を保持しているため、今後の活躍次第ではレアル・マドリードに復帰する可能性も残されています。
まだまだ成長途中の久保選手。今後の活躍に期待したいところです。