第49回日本アカデミー賞新人俳優賞、「NEW CINEMA FACE 2026」が渋谷MIYASHITA PARKで開催へ

第49回日本アカデミー賞・新人俳優賞受賞者の撮りおろしビジュアル企画「NEW CINEMA FACE 2026」

2026年の日本映画界を担う顔ぶれが、渋谷の街に大きく姿を現します。第49回日本アカデミー賞・新人俳優賞受賞者の撮りおろしビジュアル企画「NEW CINEMA FACE 2026」が、2月27日から3月18日まで東京・渋谷のMIYASHITA PARKで実施されます。

「NEW CINEMA FACE」は、第35回日本アカデミー賞から続く恒例企画で、今年で14年目を迎える新人俳優賞受賞者の撮りおろしプロジェクトです。 日本アカデミー賞授賞式に先立ち、映画界の未来を担う俳優たちの「今」を記録した大判ビジュアルが期間限定で掲出され、渋谷のフォトスポットとして毎年多くの映画ファンを集めてきました。

今年の会場となるMIYASHITA PARK(東京都渋谷区神宮前6-20-10)は、多様なカルチャーが交差する発信拠点として知られ、館内外の柱やビッグボードに個人カットと集合カットのビジュアルが展開されます。 主催は日本アカデミー賞協会で、特別協賛に大東建託、衣装協力にYOHJI YAMAMOTO Inc.、ジュエリー協力にTASAKI、会場協力にRAYARD MIYASHITA PARKが名を連ねます。

第49回日本アカデミー賞の新人俳優賞には、「8番出口」の河内大和さん、「秒速5センチメートル」の白山乃愛さん、「TOKYOタクシー」の中島瑠菜さん、「爆弾」の坂東龍汰さん、「栄光のバックホーム」の松谷鷹也さん、「国宝」の見上愛さん、「ナイトフラワー」の森田望智さんの7人が選出されています。 いずれも2025年公開作で存在感を示し、次世代をけん引する俳優として期待される面々です。

館内では、ビジュアル掲出に加え、撮影時のメイキング映像やインタビューも展開される予定です。 受賞者のインタビュー記事は3月2日からMIYASHITA PARK公式サイトで公開されるほか、メイキングやオフショットは日本アカデミー賞協会の公式Xアカウントや特設サイト「NCF2026」で順次紹介される計画です。

第49回日本アカデミー賞の授賞式は3月13日、グランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールで開催され、正賞15部門の最優秀賞が発表されます。 司会は、日本テレビ系情報番組などでおなじみの羽鳥慎一さんが第43回から7年連続で務めるほか、第48回で映画「あんのこと」により最優秀主演女優賞を受賞した河合優実さんが初めて司会に加わります。 授賞式本番に先駆け、新人俳優たちが渋谷の街で放つ存在感は、日本映画の現在地と未来を象徴するイベントとなりそうです。

新人俳優たちが語る「映画」と、街に開かれた映画賞の新しい姿

今回の企画の主役となる7人の新人俳優賞受賞者は、それぞれ異なる作品世界を背負いながら、「映画」という表現への思いも多様に語っています。 『8番出口』で受賞した河内大和さんは、仕事や私生活で落ち込んだときに映画が再び歩き出す力をくれる存在だと話し、時間を越えて人の心に届く「タイムカプセル」のような力が映画の魅力だと捉えています。

『秒速5センチメートル』の白山乃愛さんは、映画館で作品を待ち、観て、誰かと語り合う一連の体験そのものが心を踊らせる時間だと位置づけています。 『TOKYOタクシー』の中島瑠菜さんは、登場人物の言葉や共に過ごす時間が積み重なり、観客の心に長く残り続ける点を挙げ、自分とは違う誰かを演じながら「知らなかった自分」に出会わせてくれる場所として映画を受け止めています。

一方、『爆弾』の坂東龍汰さんは、人生のタイミング次第で観客の人生を大きく変えてしまうほどの影響を与える芸術として映画を捉え、「今の自分が一番ワクワクできる場所」と表現しています。 『栄光のバックホーム』の松谷鷹也さんは、日常に寄り添う作品から非日常へ連れ出すエンターテインメントまで幅の広さに触れ、観終わったあとに「頑張ろう」と前向きになれる点から、自身を成長させてくれる存在だと語ります。

また、『国宝』で受賞した見上愛さんは、日常から切り離された映画館という空間で作品と向き合うことに意味があるとし、衣食住とは別の次元で人生を豊かにするものとして映画を位置づけています。 『ナイトフラワー』の森田望智さんは、映画館で心を揺さぶる作品に出会うと、その場から動けなくなるほどの体験を「宝物をもらったような感覚」と表現し、自分にとって「生きる力」を与えてくれるものだとしています。

今回の「NEW CINEMA FACE 2026」では、こうした俳優それぞれの映画観や作品世界を背景に、新たな衣装と演出で撮りおろされたビジュアルが渋谷に一堂に会します。 映画館という閉じた空間から街へと飛び出した写真が、人々の日常動線の中で映画との出会いを生み出すことで、日本アカデミー賞は「授賞式を見るイベント」から、「街の中で映画と俳優に触れる体験」へと広がりを見せています。

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