
2025年10月5日、滋賀県で開催されている国民スポーツ大会において、日本女子ハードル界のレジェンドとして親しまれてきた寺田明日香選手(35歳、ジャパンクリエイト)が現役最後のレースを迎えました。成年女子100メートルハードル決勝では13秒53(向かい風0.4メートル)で5位入賞を果たし、35年間の競技人生に区切りを打ちました。
寺田選手は今年4月に「今シーズンが最後」と第一線からの引退を表明。この日は生まれ育った北海道のユニフォームを着用し、北海道チームへの恩返しとして得点獲得に貢献しました。午前の予選では13秒36(追い風0.6メートル)で組2着通過を果たし、堂々とラストランとなる決勝の舞台に立ちました。
決勝レースは雨が降り続く厳しい条件の中で行われましたが、寺田選手はいつもの美しいハードリング技術でフィニッシュを切りました。順位は5位でしたが、レース直後の表情には順位では測れない充実感と感謝の思いが溢れていました。優勝は清山ちさと選手(いちご)が13秒07で制しました。
仲間からの感動サプライズで万感の涙
レース終了後、寺田選手を待っていたのは日本女子ハードル界の仲間たちによるサプライズセレモニーでした。日本記録保持者の福部真子選手(日本建設工業)、田中佑美選手(富士通)、中島ひとみ選手(長谷川体育施設)、青木益未選手(七十七銀行)らが、それぞれ個別に寺田選手の夫でマネージャーを務める佐藤峻一氏に連絡を取り、秘密裏に準備していたサプライズでした。
選手たちは寺田選手の契約先であるアディダスが製作した特別なTシャツを着用し、花束や手紙を持参してトラックに現れました。寺田選手は「全然知らなかった!」と驚き、仲間たちに抱きつかれながら涙が止まりませんでした。場内インタビューでは「私が第一線を退くためだけに、こんなに集まってくれた。そういう存在になれたうれしさがあった」と感慨深く語りました。
寺田選手は「早い時期に一度引退をして、結婚、出産、ラグビーなど色々経て陸上競技に戻ってきました。本当に一度諦めた夢である五輪とか、世界選手権に3回出ることができて、こんなに素敵な100メートルハードルの仲間たちができたことに、人生において大きな宝物をいただいたと思います」と涙ながらに競技人生を振り返りました。また、「私らしい笑いあり、涙ありの陸上人生。一人の人間としてこの競技で表せて良かった」と晴れやかな表情で現役生活を締めくくりました。









に第51回横浜矯正展が開催された横浜刑務所の入り口-280x210.jpg)


-300x169.jpg)