東京報道新聞

10月29日からディズニープラスで独占配信が開始される人気ゲーム原作アニメ『ディズニー ツイステッドワンダーランド ザ アニメーション』の世界最速上映イベント「ワールドプレミア 開宴ティーパーティー！」が、10月26日に東京ポートシティ竹芝ポートホールで開催されました。

イベントには、リドル・ローズハート役の花江夏樹さん、エース・トラッポラ役の山下誠一郎さん、ケイト・ダイヤモンド役の小林竜之さん、円満雄剣役の阿座上洋平さん、グリム役の杉山紀彰さんの5人の豪華ボイスキャストが登壇しました。

会場は、ディズニーアニメーション映画『ふしぎの国のアリス』からインスパイアされたハーツラビュル寮の世界観で装飾されました。鏡舎をイメージしたユニークなデザインのゲートを抜けると、赤い薔薇が咲き乱れる庭と真っ白なクロスがかけられたテーブルが並ぶ、ティーパーティー形式の豪華な空間が広がり、訪れたゲストを魅了しました。

イベント冒頭では、花江さんが客席の庭に白い薔薇を発見し、寮長リドルが怒り出す前にと、山下さんが客席に降りて白い薔薇を赤い薔薇に差し替えるというパフォーマンスも披露され、作品の世界観を体現した演出で会場を盛り上げました。

配信を直前に控える今の心境について、花江さんは「ゲームのときとはまた違った感覚。5、6年経っているからこそ、今の自分たちにできる表現が増えたので、それを皆さんにお見せできるのがうれしい」とコメントしました。

山下さんは「PVに対して『楽しみ』『絵が素敵』といった反応がある中で、『初期リドルだ！』というコメントが印象的でした」と述べ、花江さんは「みんな大変だったと思う。いろいろ経験してきたけど、初期のキャラクターたちはまだそこまでいってないな、と考えながら演じる必要があった」とアフレコの難しさを語りました。

アニメから新たに主人公・円満雄剣役として参加する阿座上さんは、「高校で中学の話をされているみたい」と笑いを誘いながらも、「皆さんが本当に優しく接してくれて、ウェルカムな雰囲気で迎えてくださったので、緊張をほぐしてもらいました」と周囲への感謝を述べました。

イベントでは、作品に登場する「ユニーク魔法」にちなみ、「ユニーク魔法が使えるとしたらどんな魔法がいい？」という質問がキャスト陣に投げかけられました。

花江さんは「毎日健やかに過ごすために21時には寝たい。そのためにはお風呂に入ったことになる『九時には寝よ！（オフロイカズユアベッド！）』で」と回答し、会場を大いに盛り上げました。このユニークな魔法名は、イベント後にSNS上でも話題となり、多くの反響を呼びました。

続いて山下さんは「全て白に染めよ！（オール・オブ・ホワイト）」、小林さんは「空間移動」、阿座上さんは「何を食べてもタンパク質になる魔法」、杉山さんは「ポータル」と、それぞれの個性が光る回答で会場を沸かせました。

イベントでは、アニメーション配信を記念してオープンした特設WEBサイト「ツイステアニメ公式FUNサイト」内に実装されている「ツイステアニメ薔薇（バラ）メーター」が紹介されました。ハッシュタグをつけたSNSでの投稿などによってメーターの数が増えていく仕組みで、会場の画面にはリアルタイムで更新される薔薇メーターが映し出されました。ボイスキャスト陣は「ハートにちなんで81,000薔薇目指して楽しんでほしい」と呼びかけ、会場の一体感がさらに高まりました。

 期待の配信開始は10月29日

イベントの最後に、花江さんは「今回はハーツラビュル寮がメインですが、いろんなキャラクターが登場しますので、全ての『ツイステ』ファンの皆さんに楽しんでいただけると思います。ぜひ一緒に楽しんでください！」と挨拶し、登壇者一同で「ツイステアニメ、開幕！」の掛け声とともに、真っ赤なハートのテープが薔薇のように舞い散る中、イベントは幕を閉じました。

『ディズニー ツイステッドワンダーランド ザ アニメーション』シーズン1「エピソード オブ ハーツラビュル」は、10月29日よりディズニープラスで独占配信が開始されます。全8話構成で、毎週水曜日に1話ずつ配信される予定です。原案となったゲーム『ディズニー ツイステッドワンダーランド』は、『黒執事』を代表作とする漫画家・枢やなさんが原案・メインシナリオ・キャラクターデザインを手がけ、ディズニーヴィランズという唯一無二のエッセンスと魔法士養成学校を舞台に描かれる世界観で、今もなおファン層の拡大を見せています。

シーズン2「エピソード オブ サバナクロー」、シーズン3「エピソード オブ オクタヴィネル」の製作も決定しており、今後の展開にも大きな期待が寄せられています。