フォーブス2026年版世界長者番付、マスク氏が2年連続首位 AI相場で富の集中加速

アメリカの経済誌「フォーブス」が発表した2026年版の世界長者番付で、電気自動車メーカー「テスラ」と宇宙企業「スペースX」を率いるイーロン・マスク氏が、2年連続で世界一の富豪となりました。 フォーブスの推計によりますと、マスク氏の純資産は2026年3月1日時点で8390億ドル、日本円で約132兆円に達し、史上初めて8000億ドルの大台を突破しました。 2025年からの1年間でおよそ78兆円増加した計算で、その背景には、テスラ株の上昇に加え、新規株式公開(IPO)を目指すスペースXの企業評価額が高まったことがあるとされています。
2位と3位には、検索大手グーグルの共同創業者であるラリー・ペイジ氏とセルゲイ・ブリン氏がそれぞれ並び、推定資産はおよそ40兆円と37兆円となりました。 半導体分野では、生成AIブームを追い風に時価総額を拡大させてきたアメリカの半導体大手エヌビディアのジェンスン・ファンCEOが、約24兆円の資産で8位にランクインしています。
2026年版リストでは、億万長者の人数が過去最多となり、フォーブスは「AI(人工知能)関連銘柄を中心とした株式市場の急騰により、人々の富は想像を超える水準に達し、世界では一日あたり1人以上のペースで新たな億万長者が生まれた」と分析しています。 AIや半導体、プラットフォーム企業に資金が集まる構図が改めて浮き彫りとなり、資産上位の顔ぶれにもテクノロジー関連の起業家が目立つ結果となりました。 一方で、富の偏在や格差拡大への懸念も指摘されており、急激な資産増加が社会・経済に与える影響が今後の議論の焦点になりそうです。
日本人トップは柳井氏、孫氏が続く
世界長者番付における日本人のトップは、カジュアル衣料ブランド「ユニクロ」などを展開するファーストリテイリング会長兼社長の柳井正氏とその親族で、32位に入りました。 推定資産は約9兆7000億円とされ、2025年版の日本長者番付で首位だった柳井氏の資産拡大傾向が、世界ランキングにも反映された形です。 続いて、ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長が36位となり、資産はおよそ8兆1000億円と報じられています。 孫氏はAI関連企業への大型投資や次世代データセンター構想を打ち出しており、AI分野を中心とする事業戦略が資産評価の下支えになっているとみられます。
日本国内では、フォーブスが2025年に発表した「日本長者番付」でも柳井氏が首位、孫氏が2位となっており、アパレルと通信・投資を軸とした両氏の存在感は引き続き際立っています。 2026年版世界長者番付の結果は、日本の富裕層も世界のAI・テクノロジー市場の動きと無縁ではなく、為替や株価の変動を通じて資産が大きく左右される実態を映し出したと言えます。
一方で、日本から上位に名を連ねる人数は依然として限られており、スタートアップの成長や新たな富の創出に向けた制度整備の必要性を指摘する声も経済界から上がっています。 こうした議論が進むかどうかは、日本経済が今後、世界の成長分野とどのように関わっていくかを占う試金石となりそうです。

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