NEXYZ.Groupの近藤太香巳氏がSBIネオメディアHDの副会長に就任

NEXYZ.Groupを率いる近藤太香巳(読み方:こんどうたかみ氏が、SBIネオメディアホールディングス(HD)の代表取締役副会長に就くことが決定しました。同社のエンターテインメント事業とメディア戦略の責任者として活動を開始します。

この人事異動は、SBIグループが推進する革新的なメディア生態系構築プロジェクトの一環として位置付けられています。

同プロジェクトでは、コンテンツプラットフォーム、知的財産権、タレント資源、先端技術、制作ノウハウを有機的に結合させることで、従来にない「発掘・拡散・投融資」の統合モデル実現を狙っています。

特に注目されるのは、総額1,000億円という大規模なコンテンツ投資基金の設立です。これを活用した国際的な事業拡大が計画されています。

近藤太香巳氏の手腕が最初に発揮されるのは、SBIグループ全体の宣伝広告業務の効率化です。現在200社を超える関連企業が個別に行っている広告活動を統括する専門部門を新設し、コスト削減と専門性向上の両立を図ります。

加えて、世界各国の有望企業への戦略的出資やコンテンツ権利の獲得・開発事業を展開し、多様なメディアチャネルを通じた収益最大化を追求します。

近藤太香巳氏の経歴・実績|孫正義氏との関係性

近藤太香巳氏は、日本のベンチャー企業界において異彩を放つ経営者の1人です。1967年生まれの同氏は、高校を2度中退するという波乱含みのスタートを切りながらも、わずか50万円の資金を元手に19歳という若さで起業の道を歩み始めました。

その後の躍進は目覚ましく、34歳でナスダック・ジャパンへの株式公開を実現し、37歳という若さで東証一部上場を果たします。これは2004年当時、創業社長としては最年少記録でした。

エンベデッド・ファイナンス事業とメディア・プロモーション事業を主軸とするNEXYZ.Groupを率い、2015年にはグループ2社目となるブランジスタの上場も実現しています。

同氏のビジネスキャリアにおいて転機となったのが、ソフトバンクグループ代表の孫正義氏との出会いでした。

Yahoo! BBサービスの販売代理店事業に参入した近藤太香巳氏は、その卓越した営業力と企画力により契約獲得数を増やし、同事業の成功に大きく貢献しています。この功績により孫正義氏からの信頼を獲得し、両者の間に独特な関係が築かれました。

近藤太香巳氏は孫正義氏の人柄について「お茶目で親しみやすい一面を持ちながらも、経営判断においてはドライ」と評価しています。

実際、孫正義氏に対して「ふざけんといてください」と激怒したエピソードを持ち、一時は袂を分かつこともありました。ただし、両者の関係はその後すぐに修復されています。

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