HKT48、劇場公演を前日という異例のタイミングで急遽中止発表しファンに波紋

HKT48、劇場公演を前日という異例のタイミングで急遽中止発表しファンに波紋

HKT48が10月12日、翌日から予定していた劇場公演を、前日という異例のタイミングで中止と発表しました。運営側のスタッフ体制変更に伴う準備不足が原因とされ、アイドル業界でも稀に見る直前の公演中止として大きな注目を集めています。​

HKT48運営事務局は12日、公式ブログを通じて「10月13日から10月18日に開催を予定しておりました劇場公演につきまして、誠に残念ではございますが、中止とさせていただくこととなりました」とコメント。中止の理由については「公演運営に携わるスタッフ体制の変更に伴い、準備および体制の整備に想定以上の時間を要しているため」と説明しています。

HKT48は9月15日を最後に劇場公演を行っておらず、13日から約1か月ぶりの公演再開を予定していただけに、衝撃的な発表となりました。運営側は「万全の体制を整えられないまま公演を実施することは、お客様にご迷惑をおかけすることにつながると判断し、苦渋の決断ではございますが、中止という形を取らせていただきました」としています。​

発表を受けてメンバーたちも続々とX(旧Twitter)で謝罪の気持ちを表明。Team Hキャプテンの豊永阿紀(25)は「前日、また卒業前のメンバーもいる中での中止となり本当に申し訳ありません。公演は原点だからこそ、妥協してお届けはできないという思いもありこの決断となりました」とファンへ思いを伝えました。

また、栗山梨奈も「この度はファンの皆さんが楽しみにしてくださっていたにも関わらずこのような事態になってしまい、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と投稿。「中止になってしまった分、再開した時にさらに楽しんでもらえるパフォーマンスができるよう、スタッフさんはもちろんメンバーみんなと念入りに準備します」とファンに約束しました。​​

ファンと業界への影響広がる

今回の急遽中止は、ファンの間で大きな議論を呼んでいます。前日発表という異例のタイミングにより、遠方からの遠征を計画していたファンには交通費や宿泊費の損失が発生しました。「飛行機代やホテル代もだが、この日のために休み取ってたりスケジュール無理にあけたりしてた人も可哀想だなぁ」との声も上がっています。​

運営は「今後はこのような事態を繰り返すことのないよう、体制の見直しと再発防止に全力で取り組んでまいります」と約束しました。「何卒ご理解賜りますとともに、引き続きHKT48への温かいご支援を賜りますよう、お願い申し上げます」とファンに理解を求めています。​

HKT48のメンバーは「公演は原点だからこそ、妥協してお届けはできない」と話しており、劇場公演がグループにとっての重要な活動の柱であることを強調しています。10月19日以降のスケジュールについては、「準備が整い次第、速やかにご報告させていただきます」と表明。ファンは再開の時期を注視している状況です。​

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