写真で見る大阪・関西万博「スイスパビリオン」

2025大阪・関西万博のスイスパビリオンの外観

スイスパビリオンとは

2025年大阪・関西万博に出展しているスイスパビリオンは、「ハイジと共に、テクノロジーの頂へ」をテーマに、公式マスコットのハイジと一緒に、共創によるイノベーションを通じた、インタラクティブな旅を体験できます。球体のパビリオンは、二酸化炭素排出量を最小限に抑えながら、明るく開放的な雰囲気に包まれる建物。パビリオンとは別で運営されている「ハイジカフェ」では、スイス料理の数々が楽しめます。

スイスとはどんな国?

スイスはヨーロッパ中部に位置する永世中立国で、自然の美しさと国際的な競争力を併せ持つ国です。金融、精密機械、製薬などの産業が発展し、世界的にも教育・研究水準の高さで知られています。また、環境保護意識が非常に高く、再生可能エネルギーやリサイクル技術の導入にも積極的です。多言語・多文化国家としての包容力と、中立性を活かした外交姿勢も国際的に評価されています。

1970年の大阪万博(日本万国博覧会)での展示は?

1970年の大阪万博では、スイスは未来的なデザインのパビリオンを建設し、時計技術や精密機器、アルプスの自然美を映像や模型で紹介しました。特にスイスの時間文化を象徴する展示は注目を集め、日本との技術協力の可能性も感じさせる内容でした。清潔感と洗練を感じさせる空間は、多くの来場者に「質の高い暮らし」のイメージを印象づけました。

今後のスイスに期待すること

スイスには、今後も中立的立場を活かしつつ、気候変動や人権問題など地球規模の課題に対して、テクノロジーと倫理の両面からアプローチしていく役割が期待されます。特に環境技術や高等教育、国際協調の分野でのリーダーシップは、世界の持続可能な未来にとって欠かせません。万博を通じて、スイスの知性と温かさが世界中の来場者と共鳴することが期待されます。

関連記事

コメントは利用できません。

最近のおすすめ記事

  1. 2025大阪・関西万博のカタールパビリオンの外観
    2025年大阪・関西万博に出展するカタールパビリオンは、「海岸線から、未来へ。」をテーマに、 「海」…
  2. 4月24日、大阪湾に浮かぶ人工島「夢洲」で、日本で初めてとなるカジノを含む統合型リゾート(IR)の本…
  3. 2025大阪・関西万博のマレーシアパビリオンの外観
    マレーシアパビリオンは、隈研吾氏が手がけた竹のファサードを使った建築が特徴です。マレーシアの伝統織物…

おすすめ記事

  1. 「子どもには「詰め込み型教育」?それとも「ゆとり教育」?」ライター:秋谷進(東京西徳洲会病院小児医療センター)

    2024-7-28

    子どもには「詰め込み型教育」?それとも「ゆとり教育」?

    教育は子どもたちだけでなく、日本を左右する大切な要素の一つ。特に日本の場合は、第二次世界大戦を通じ…
  2. 第48回日本アカデミー賞で主題歌賞を初回受賞したMrs. GREEN APPLE

    2025-3-10

    第48回日本アカデミー賞より特別賞新賞「主題歌賞」を設立 初回の受賞者はMrs. GREEN APPLE(対象作品:「ディア・ファミリー」主題歌 『Dear』)

    日本アカデミー賞協会は、主催する「日本アカデミー賞」に新たな賞「主題歌賞」の設立を発表。今回新たに設…
  3. 2025-4-16

    YouTubeがメディア界の新たな覇者へ ディズニー超えの転換点が目前に

    グローバルエンターテインメント市場で歴史的な転換点が迫っています。金融調査会社MoffettNath…

2024年度矯正展まとめ

矯正展の2024年度開催スケジュールまとめ

【募集】コンテスト

ライティングコンテスト企画2025年5-6月(大阪・関西万博 第2回)募集|東京報道新聞

インタビュー

  1. 「境界知能の僕が見つけた人生を楽しむコツ」という本を出版したなんばさん
    境界知能とは、IQの平均85〜110に届かず、知的障害(IQ70以下)にも該当しない、IQ71〜84…
  2. 「とかちむら」社長室長・小松さん
    十勝観光の新定番「とかちむら」の今と未来。社長室長・小松氏が語る、地域活性化への熱い想いと具体的な取…
  3. 障がい者支援施設では、暴力事件や突発的な問題行動などさまざまなことが起き、最悪の場合は逮捕されること…

アーカイブ

ページ上部へ戻る