太陽光発電事業で4億2,000万円の不正着服 三浦清志被告に懲役6年の実刑判決

東京地方裁判所は、太陽光発電事業の資金として預かった4億2,000万円を不正に着服したとして、コンサルティング会社「TRIBAY CAPITAL」の元代表取締役、三浦清志被告に対し、懲役6年の実刑判決を言い渡しました。

三浦清志被告は、別会社から預かった資金を自社の口座に送金させた行為が業務上横領に当たるとして起訴されていました。被告側は、太陽光発電事業の報酬として正当に支払われたものだと主張し、無罪を訴えていましたが、裁判所はこれを退けました。

判決では、資金の使途を太陽光発電の開発に限定する合意があったにもかかわらず、無関係の債務の弁済に充てたことが指摘されています。裁判長は、被告の行為を「信頼を裏切る悪質な犯行」であり、「動機も身勝手で被害金も多額」と断じ、懲役6年が相当だと結論づけました。

三浦清志被告は、国際政治学者の三浦瑠麗氏の元夫としても知られています。太陽光発電事業をめぐる資金の不正流用が、重大な犯罪であると改めて示された判決となりました。

ネット上では、「再生エネルギーの補助金、助成金はこれを機会に見直すべきだ」「4億2,000万円も盗んでおいて懲役6年で良いの?」「これで偉そうにコメンテーターしてた妻も大人しくなるのかな?」などの意見が寄せられています。

三浦清志被告とは?経歴・プロフィール

三浦清志被告は、1979年生まれの実業家であり、元外務官僚でもあります。東京大学教養学部を卒業後、外務省に入省し、2003年には濱村瑠麗氏と結婚しました。その後、外務省を退職し、マッキンゼー・アンド・カンパニーやベインキャピタルなどの企業に勤務しました。

2017年に設立したTRIBAY CAPITAL株式会社の代表取締役社長を務める中、2020年には太陽光発電事業をめぐる民事訴訟に巻き込まれ、旧統一教会信者の弁護士を代理人に指名したことが話題となりました。

2023年には、太陽光発電事業への出資名目で約10億円をだまし取ったとして刑事告訴され、家宅捜索を受けました。同年3月、管理していた会社の預金から不正に4億2,000万円を振り込ませた容疑で逮捕・起訴されています。

2024年4月、濱村瑠麗氏との離婚が発表され、2025年1月には業務上横領罪で懲役6年の実刑判決を受けました。三浦清志氏の一連の事件は、再生可能エネルギー事業をめぐる不正の問題点を浮き彫りにしたといえるでしょう。

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