沖縄新テーマパーク「ジャングリア沖縄」のクチコミが大量削除 グーグルマップで異例の措置

沖縄県今帰仁村に7月25日開業したばかりのテーマパーク「ジャングリア沖縄」を巡り、グーグルマップ上のクチコミ投稿が大量に削除される異例の事態が発生しました。

29日時点で一時400件を超えていたクチコミ数が、午前9時の時点でわずか6件まで激減していることが判明しています。グーグル側は取材に対し、「ポリシー違反となるクチコミの大量流入を検知したため」と説明しています。

同県初の本格的なテーマパークとして注目を集める同施設は、開業直後からインターネット上でさまざまな議論を呼んでいました。施設運営側もX(旧:Twitter)の公式アカウントで「レビューやコメントが非表示になる、反映に時間を要する現象」と状況を認めており、正常な運営への影響を懸念する声も上がっています。

削除されたクチコミには「返金はできんのか?」「二度と行かないしおすすめもしない」といった頭ごなしの全否定や、「最も最悪なテーマパーク『ジャングリア(笑)』」など、誹謗中傷に近い内容が含まれていました。

観光コンサルタントによると、建設的な批判と「批判のための批判」の区別が困難で、開業直後の一方的な書き込みに対するクールダウン措置とみられています。

大阪・関西万博でも同様に「万博アンチ」による大量投稿が発生しており、実際の体験よりもネット上の批判的な空気が先行する現象が問題となっています。

「ジャングリア沖縄」が直面する運営課題と地域への影響

沖縄県北部に開業したテーマパーク「ジャングリア沖縄」は、地域経済活性化への期待が高まる一方で、複数の運営課題に直面しています。

最も深刻な問題は交通渋滞の発生で、やんばる地域の静かな住環境に大きな変化をもたらし、地元住民の日常生活に支障をきたす懸念が指摘されています。

開業初日には入場券システムの技術的障害が発生し、来場者が一時的に入園できない事態も生じました。このようなシステムトラブルは、遠方から訪れる観光客の満足度を大きく左右する重要な要素であり、安定した運営体制の構築が急務となっています。

また、大型観光施設の新設に伴うインフラ整備の遅れも課題として浮上しています。特に駐車場容量の不足や、周辺道路の交通処理能力の限界が懸念され、これらの問題解決には時間と多額の投資が必要です。

さらに、従来から沖縄北部観光の課題とされてきた「素通り観光」の解消についても、テーマパーク単体では限界があり、地域全体での観光資源の連携強化が求められています。

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