迷惑系YouTuber「ジョニー・ソマリ」が逮捕 松野官房長官が迷惑系を批判

イスマエル・ラムジー・カリド容疑者(23)が、21日に建造物侵入の疑いで逮捕されました。彼は、迷惑系YouTuber「ジョニー・ソマリ」として知られており、逮捕時には報道陣に向かって手を振っていました。

イスマエル・ラムジー・カリド容疑者は、「弁護士が来るまで何も話さない」とコメントしています。先月の30日に、大阪市内のホテル建設現場に無断で侵入した疑いが持たれています。

覆面をつけて敷地内に侵入する様子をインターネット上で配信し、工事の管理会社が被害届を提出。動画の撮影者もまた、建造物侵入の疑いで逮捕されました。

イスマエル・ラムジー・カリド容疑者は以前から、日本国内で数多くの迷惑行為を繰り返しています。彼が配信していた動画には、運送会社のトラックに無許可で乗り込みスイカを食べたとみられる様子や、大音量で音楽を流し電車内でダンスをするといった様子が映されています。

これらの迷惑行為について、松野博一官房長官は、「YouTuber等の発信する方々に対しては、もちろん大前提として自由を確保していかなければなりませんが、その中において他人のプライバシーの侵害であったり、迷惑行為というのは当然のことながら控えていただかなければなりません」と述べました。

ネット上では、「きっちりと取り締まる方法を考えてほしい」「SNS事業者側に対する責任も考えないといけないのでは?」「こういう人がこれからも増えるのかと思うと心配になります」などの意見が寄せられています。

繰り返す迷惑行為で出入り禁止の店も

イスマエル・ラムジー・カリド容疑者は日本で連続して迷惑行為を展開し、その一部始終をネット上に公開しました。コンビニエンスストアで音楽を大音量で流し、声を荒げて店員に暴言を吐き、千円札を放り投げるという行為も見せました。

その他にも、大阪・新世界の飲食店でスマートフォンから不愉快な音を流し続け、「俺に触るな、俺に触るな」と発言しています。イスマエル・ラムジー・カリド容疑者は繰り返し店を訪れており、その後出入り禁止にされています。

イスマエル・ラムジー・カリド容疑者はこのような迷惑行為をすることで知られており、多くの店から出入り禁止にされていたとのことです。街中で日本人に対し、「原発」などの侮辱的な発言も繰り返していたとの報告もあります。

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