千葉ロッテマリーンズ2026年春季キャンプ地を変更 チーム強化へ「昭和のキャンプ」で再起図る
- 2025/10/19
- スポーツ
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プロ野球・千葉ロッテマリーンズは17日、2026年の春季キャンプについて、チーム強化を目的にキャンプ地を変更して実施すると発表しました。2025年シーズンに8年ぶりの最下位(56勝84敗3分、勝率.400)に終わったチームの立て直しを図るための措置で、サブロー新監督が提唱する厳しい練習メニューに対応した環境整備が目的とみられます。
これまでロッテは2008年以降、沖縄県石垣市で一軍の春季キャンプをスタートさせてきました。しかし2025年春季キャンプから宮崎県都城市を新たに加え、二軍が都城でキャンプを行う体制に変更していました。今回の発表では、この配置を大幅に見直し、一軍メンバーが一次キャンプで宮崎県都城市の運動公園野球場を使用し、二次キャンプで沖縄県糸満市の西崎運動公園を使用することになりました。一方、二軍メンバーは一次キャンプで沖縄県石垣市の中央運動公園、二次キャンプで都城市を使用する計画です。
キャンプ日程などの詳細は11月下旬に発表される予定ですが、球団関係者によると、宮崎県都城市での春季キャンプは2年目、沖縄県石垣市での春季キャンプは19年目、沖縄県糸満市での春季キャンプは5年目となります。この変更は、10月8日に就任会見を行ったサブロー新監督の方針と密接に関連しています。
「昭和のキャンプ」で最下位からの脱却目指す
サブロー新監督は就任会見で、「秋、春は厳しいキャンプになる」と明言し、「昭和のキャンプをやろう」というスローガンを掲げました。新監督は2025年春に二軍監督として都城で「めちゃくちゃ厳しい練習」を実施し、その練習に耐えてきた選手たちは「1年間怪我する選手が少なかった」上に、「技術的にものすごくパワーアップした」と手応えを語っています。
具体的な練習内容については、「フィジカルとボールを使った打つ、投げる、守りは同時にやりたい」とし、「先にウエイトをやって体を作りながら、午後からは思いっきり打ちっぱなし、守りっぱなし、走りっぱなしくらいでできたらいいかな」と構想を明かしました。会見に同席した高坂俊介球団社長も「今我々が向き合わなければいけないことは、チーム全体の強度を上げること」と述べ、監督の方針を全面的に支持する姿勢を示しています。
サブロー新監督はPL学園高校から1994年ドラフト1位でロッテ入団し、2005年と2010年の2度の日本一に貢献した球団のレジェンドです。引退後は2023年から二軍監督を務め、2025年6月には一軍ヘッドコーチに昇格。西川史礁選手や山本大斗投手、寺地隆成捕手らの育成に手腕を発揮し、若手育成の実績が高く評価されての監督就任となりました。










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