ゴールデングラブ賞に阪神7選手が選出、セ・リーグで最多の栄誉

ゴールデングラブ賞に阪神7選手が選出、セ・リーグで最多の栄誉

プロ野球の守備のベストナインを選ぶ「第54回三井ゴールデン・グラブ賞」が12日に発表され、セ・リーグではリーグ優勝を成し遂げた阪神タイガースから7選手が受賞しました。2004年の中日ドラゴンズの6人を上回る、セ・リーグで最多の選出となります。

受賞選手は、村上頌樹投手、坂本誠志郎捕手、大山悠輔内野手、中野拓夢内野手、佐藤輝明内野手、近本光司外野手、森下翔太外野手です。このうち、村上投手、佐藤内野手、森下外野手は初受賞を果たしました。阪神の堅い守備は、今季のセ・リーグ優勝に大きく貢献したといえるでしょう。

大山内野手は有効投票者269人中244票を獲得し、セ・パ両リーグで最も票を集めました。三塁手部門で初受賞を果たした佐藤内野手は、わずか6失策で守備率0.977と両リーグトップの成績を記録しています。今季は111試合に出場し、91刺殺、160補殺を記録しました。

佐藤内野手は受賞について「田中コーチとキャンプから取り組んできたことがひとつ形になった」とコメントし、守備コーチとの特訓の成果を強調しました。近本外野手は5年連続5度目の受賞となり、「支えてくださった全ての方に感謝したい。これに満足することなく努力を続ける」と語っています。

一方、パ・リーグでは、伊藤大海投手、T.ネビン内野手、牧原大成内野手、村林一輝内野手、紅林弘太郎遊撃手、西川愛也外野手の6人が初受賞となりました。外野手部門では辰己涼介外野手が5年連続5度目、周東佑京外野手が2年連続2度目の受賞を果たしています。

辰己外野手は「この賞を誇りに野球界に貢献できる選手でありたい」、周東外野手は「ケガもあったが、最後まで全力でやってきたことが評価された」とそれぞれコメントしました。

阪神の堅守が象徴するリーグ優勝への道

阪神タイガースの今季の成功には、守備力の向上が重要な要素となりました。チーム失策数は57失策でリーグ最少を記録し、投手陣を支えています。中でも佐藤内野手は、前年の23失策から今季6失策へと大きく成長し、ゴールデングラブ賞初受賞という形で評価されました。

藤川球児監督は、受賞について「心の揺れ動きがなかった。素晴らしい」と述べ、守備面での向上がチーム全体の成功につながったと評価しています。監督は受賞者全員について「ファンを不安にさせる、グラウンドをざわつくようなプレーがなかった」と安定感を評価し、継続的な取り組みの成果を称えました。

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