
10月24日午後2時半すぎ、東京都港区にあるアメリカ大使館近くで、刃物を持った男が現れ、警備にあたっていた警視庁機動隊員が負傷するという事件が発生しました。男は公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されています。
警視庁によりますと、不審な動きをしていた30代くらいの男に警備中の機動隊員らが職務質問を行ったところ、男はリュックサックと黒のビニール袋から包丁と果物ナイフを取り出し、両手に持って隊員らに向けてきたということです。隊員らが取り押さえようとしたところ男が暴れ、26歳の機動隊員が右足首付近にけがをしました。
男は独り言を口にしながら歩いており、警戒中の機動隊員が職務質問をすると、荷物から包丁と果物ナイフのようなものを取り出しました。取り調べに対して男は容疑を認めており、「気象庁と警察庁に対する逆恨みです」「警察官に危害を加えたことは間違いない」などと供述しています。また、逮捕される際には「俺の首を絞めて殺してくれ」などと大声で叫んでいたということです。
この事件は、トランプ米大統領の来日を週明けに控え、アメリカ大使館周辺の警備が強化されていた状況で発生しました。日本政府は10月22日、トランプ大統領が27日から29日までの日程で来日すると正式に発表しています。
トランプ大統領は27日に天皇陛下との会見を行い、28日には高市早苗首相と初めての日米首脳会談を行う予定です。さらに、滞在中には北朝鮮による拉致被害者家族との面会や、神奈川県横須賀市にある米海軍横須賀基地の視察も計画されています。トランプ氏の来日は、2019年6月に大阪で開催された20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)以来で、今年1月に発足した第2次政権では初めてとなります。
トランプ大統領来日に備え警備体制を強化
警視庁は、トランプ大統領の滞在期間中、副総監をトップとする特別警備本部を設置し、特別機動隊や方面機動隊を招集するなどして最大約1万8000人体制で警備を行う方針です。アメリカ大使館などの重要施設周辺での警戒にあたるほか、車両検問や職務質問を実施するとともに、爆発物処理・化学防護部隊、ドローン対策部隊、警備犬なども配置する予定です。
警視庁の迫田裕治警視総監は24日の警備会議で、「首都の治安に責任を有する警視庁として、最大限の警戒を行う必要がある」と訓示しました。2022年の安倍晋三元首相銃撃事件や岸田元総理への襲撃事件では、特定の組織に属さずテロを起こす「ローンオフェンダー(LO)」の脅威が明らかになりました。今回の来日では、こうした脅威への警戒も強化され、大規模な警備態勢が敷かれることになります。








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