
TBS系の長寿情報番組「アッコにおまかせ!」が、2026年3月29日をもって放送終了となることを、番組MCの和田アキ子が11月2日の生放送で発表しました。1985年10月に放送開始した同番組は、40年以上にわたって日本の情報番組史に重要な役割を果たしてきました。この発表は、視聴者の間で大きな話題となっています。
1985年10月6日にスタートした当初は、街頭からの中継やスタジオでのゲストとのトークが中心でした。1993年10月に峰竜太がMCとして加わると、時事ネタを扱う現在の形式へと進化。大きなパネルを使用しながら忌憚なく世相を斬るスタイルで、和田は「芸能界のご意見番」と呼ばれるようになりました。
放送終了を発表した和田は、番組内のエンディング時間で視聴者に向けて説明。「『アッコにおまかせ!』は、おかげさまで先月40周年を迎えました。私はずっと前からこの番組に関しては、自分なりにしっかりと区切りをつけたいと思っておりました」と述べ、「目標にしていた40周年を迎えることができ、一番良いタイミングだなと思って、きょう発表させていただきます」と続けました。
和田は「本当にいままでやってこれたのは、スタッフの皆さんはもちろんですけども、出演してくださった準レギュラーの皆さん、そしてなにより、日曜日のお昼に、このチャンネルにあわせてくださった視聴者の皆さんのおかげだと深く感謝しております」と述べました。さらに「40年間本当にありがとうございました。これからは1回1回を大切に、皆さんと共に明るく楽しくお届けしていきたいと思っております」と、最後の放送回までの姿勢を示しています。
ファンから『寂しい』の声相次ぐ
発表直後から、SNSやインターネット上では視聴者からの反応が相次ぎました。日曜日の昼の顔として長年親しまれてきた同番組だけに、「日曜日のお昼といえば『アッコにおまかせ!』だったからなぁ…めっちゃ寂しくなるよ」といった惜別の声などが寄せられました。番組の終了まで残された放送回はおよそ5か月間となり、視聴者それぞれが別れを惜しむ時間となりそうです。
番組公式X(旧ツイッター)上でも、同日中に「『アッコにおまかせ!』は2026年3月29日をもって放送を終了することになりました。これまで40年以上の間観てくださった視聴者の皆様、ありがとうございました」と報告。「最後まで明るく楽しくお送りできればと思います。どうぞよろしくお願いいたします」と制作スタッフ一同からのメッセージが添えられました。




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