
NHK連続テレビ小説「ばけばけ」が9月29日に放送を開始。お笑いコンビ・阿佐ヶ谷姉妹の演じる蛇と蛙のキャラクターが、大きな注目を集めています。連続テレビ小説第113作目となる「ばけばけ」は、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)とその妻セツをモデルとした物語で、従来の作品とは一線を画した新しい試みが話題となっています。
物語の「語り」として登場するのは、阿佐ヶ谷姉妹が声を担当する蛇と蛙のキャラクターです。渡辺江里子が蛇、木村美穂が蛙の声をそれぞれ担当し、主人公トキ(高石あかり)とヘブン(トミー・バストウ)の日々に寄り添い、そっと見守ります。
この起用について、制作統括の橋爪國臣は「語りとして何かを語っていく人というより、物語の中にいて、物語の登場人物として一緒に見守ってほしい」という思いがあったと説明。実際にクレジットでも、「ナレーション」や「語り」ではなく「登場人物」の一人として扱われています。
蛇と蛙の設定は、脚本を担当するふじきみつ彦のアイデアで実現しました。松江の小泉八雲邸の庭に蛇と蛙がいて、蛇が蛙を食べないよう、八雲が自分のおかずを分け与えていたという逸話があります。この実話をもとに、物語の見守り役として2匹のキャラクターが登場することになりました。
初回放送は、冒頭でトキがヘブンに怪談「耳なし芳一」を語り聞かせるシーンから始まり、蛇と蛙が「朝よ!夜だけど!夜だけど朝なのよ!」とメタ視点でコミカルなやりとりを繰り広げました。ふじきは阿佐ヶ谷姉妹の起用について、「つらいシーンでもお2人の声が穏やかで笑える空気を作ってくれたらいいなと思います」とコメントしています。
実際、視聴者からは「朝ドラ史上最高に癒やされる」「ファンタジー」「かわいい」「楽しい」「いい味出てる」などの評価が相次ぎ、朝ドラとしては異色の試みながら好意的に受け止められている様子が伺えます。
朝ドラの新しい挑戦と今後への期待
「ばけばけ」では、写真家の川島小鳥が撮影したトキとヘブンの夫婦写真を使ったオープニング映像も話題です。「朝ドラらしくない朝ドラ」という評価もあり、従来の作品とは異なる新しい演出に挑戦しています。
朝ドラ初出演となる阿佐ヶ谷姉妹は、今後半年間を通じて物語に寄り添っていきます。制作陣によると、蛇と蛙は「神出鬼没に出てきます」とのことで、今後も様々な場面で主人公夫婦を温かく見守っていく予定です。視聴者の反応を見る限り、この新しい試みは朝ドラに新鮮な風を吹き込んでおり、連続テレビ小説の名物キャラクターとして視聴者に愛され続けることが期待されています。












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