有楽町駅前で「フランスパンの日」記念イベント開催 全国の有名ベーカリーが集結

有楽町駅前で「フランスパンの日」記念イベント開催 全国の有名ベーカリーが集結

11月28日、東京都千代田区のJR有楽町駅前広場で「フランスパンの日」を記念したイベントが開催されました。「いい(11)フ(2)ランスパ(8)ン」の語呂合わせで日本記念日協会に認定されたこの記念日は、たくさんの人においしいフランスパンを食べてもらいたいという職人の想いから誕生しました。

イベントは11時から16時まで開催され、神戸屋、ドンク、アンデルセン、ポンパドウル、ブーランジュリー・オーヴェルニュなど、全国の有名ベーカリーが出店しました。会場では焼きたてのフランスパンの販売や、パンに合うオリーブオイル、チーズ、ジャムなどの関連商材の販売も行われ、多くの来場者でにぎわいました。

特に注目を集めたのが、パンの世界大会「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・ブーランジュリー」出場メンバーによる特別なパンの販売です。世界に誇る技術と味を体感できる貴重な機会として、多くのパン愛好家が足を運びました。

会場には記念撮影ができるフォトブースや飾りパンの展示が設置され、商品を購入した方を対象に景品が当たるガチャガチャも実施されました。フランス商工会議所やフランス大使館によるスピーチも行われ、フランスのパン文化を五感で楽しむ内容となりました。

このイベントを主催する日本フランスパン友の会は、「フランスパンの神様」と呼ばれるレイモン・カルヴェル氏の呼びかけにより1970年に創設されました。小麦、水、イースト、塩というシンプルな材料と職人の高い技術によって作られるフランスパンの製造技術の向上と普及を目的に活動を続けています。

本場のフランスパンは、1954年に元フランス国立製粉学校教授のレイモン・カルヴェル氏により日本に伝えられて以降、多くの職人が材料や技術の研究と改良を重ねてきました。11月28日という日付は、季節限定のフランスワイン「ボジョレー・ヌーボー」の解禁日である11月の第3木曜日に近く、フランスの食文化を存分に楽しめる時期であることも記念日制定の理由の一つとなっています。

全国の店舗で焼きたてフランスパン無料配布 60周年記念キャンペーン実施

「フランスパンの日」当日、全国のドンク系列店舗では、焼きたてのプティサイズのフランスパン「プティットフィセル」合計約14,000本を無料配布する特別企画を実施しました。本格的なフランスパンの販売開始から60周年を迎えた記念企画として、各店のフランスパンが焼き上がる時間に合わせて来店客にプレゼントされました。

ドンクでは1965年に、レイモン・カルヴェル氏とフランス人技術者たちによる本場の指導を受け、神戸・三宮で本格的なフランスパンの製造・販売を開始しました。翌1966年に東京・青山に初の店舗がオープンすると、本場のフランスパンが楽しめると口コミから評判が広がり、連日店の外に長蛇の列ができるほどのフランスパンブームを巻き起こした歴史があります。

店舗では通常のバタールの約6.5倍、重量約1.8キログラムの巨大フランスパンを持って記念撮影ができる企画も実施され、60周年を祝う特別な一日となりました。また、週末限定で行われている「ドンクのフランスパンご試食会」では、カットしたフランスパンを配布し、当たり(チョコレート)が入っていた人にはプレゼントも用意されています。

さらに11月5日から11月30日まで、「#ドンクフランスパン60周年」のハッシュタグをつけてフランスパンを楽しんでいる写真をインスタグラムに投稿すると、抽選で60名に「ラミ・デュ・ブレ パンと楽しむスープ&カレーセット」が当たるキャンペーンも実施されています。

フランスパン教育にも力を入れており、今年は北海道、東京、愛知(名古屋)、兵庫(神戸)、福岡の全国5カ所の小学校で、ドンクの職人が登壇する出張を実施しました。フランスパンの作り方やフランスの食文化についての授業を行い、発酵前・発酵後の生地を触る体験やフランスパンの試食を通して、子どもたちにフランスパンについて学び、親しんでもらう取り組みが展開されています。

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