
米電気自動車(EV)大手テスラの最高経営責任者(CEO)を務めるイーロン・マスク氏の保有資産が15日、史上初めて6000億ドル(約93兆円)を突破しました。この歴史的な記録更新の主な要因は、同氏が率いる宇宙開発企業スペースXの企業価値が急騰したことにあります。
関係者によると、スペースXはインサイダー向け株式売却を実施し、その評価額は8000億ドル(約124兆円)に達しました。7月時点の評価額4000億ドルからわずか数カ月で倍増したことになり、同社株の約42%を保有するマスク氏の資産を1680億ドル(約26兆円)押し上げました。スペースXは来年の新規株式公開(IPO)を目指しており、市場では史上最大規模の上場になるとの見方も出ています。
一方、テスラにおいては、同氏への巨額報酬案が鍵を握っています。2025年11月に株主によって承認されたこの報酬パッケージは、同社の時価総額が8.5兆ドルに達するなど野心的な業績目標を達成した場合、10年間で約1兆ドル相当の株式が付与される内容です。
現在、マスク氏が保有するテスラ株の価値は1970億ドル(約31兆円)と試算されています。なお、2018年に承認された560億ドルの報酬パッケージはデラウェア州裁判所で無効とされ、現在も法廷での争いが継続中です。
しかし、たとえこれらが不透明であっても、スペースXの成長だけで、同氏が世界初の「兆万長者(トリリオネア)」となるシナリオは現実味を増しています。2024年12月に史上初の4000億ドルを突破してからわずか1年で6000億ドルに到達するなど、驚異的なペースで増加を続けています。
世界2位に4000億ドル差、xAIも急成長で独走状態
マスク氏の資産拡大は宇宙とEVにとどまりません。同氏が設立した人工知能開発企業xAIもまた、新たな資金調達協議において時価総額2300億ドル(約36兆円)の評価が報じられています。これは設立時の評価額の2倍以上に相当し、同氏が保有する株式価値は推定600億ドル(約9兆円)に上ります。
現在、世界長者番付2位のラリー・ページ氏との差は4250億ドル(約66兆円)に開き、マスク氏1人で2位の2倍以上の資産を持つ計算です。
マスク氏の「トリリオネア」到達には、複数の試算が存在します。テスラの報酬パッケージは、時価総額8.5兆ドル達成を条件に、最大4億2370万株が10年間で付与される設計です。現在の約1.5兆ドルから約6倍の成長が求められますが、2026年に予定されるSpaceXのIPO次第では、トリリオネア到達が一気に現実のものとなるかもしれません。










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