
第51回衆議院議員選挙で、自民党が小選挙区と比例代表を合わせて316議席を獲得しました。単独で定数の3分の2にあたる310議席を上回り、1955年の結党以来最多の議席数となります。公示前の198議席から大幅増で、「絶対安定多数」を大きく超えたことにより、予算案から重要法案の採決、人事同意まで政権運営を独自で主導できる体制が固まりました。
連立与党の日本維新の会は36議席と公示前から微増で、自民と合わせて352議席となり、全体でも3分の2を大きく上回りました。これにより、参議院で否決された法案を衆議院で再可決できる「再可決ライン」も確保され、憲法改正の国会発議や防衛費増額を伴う関連法案など、これまでハードルが高かったテーマにも積極的に踏み込める環境が整っています。
小選挙区では東京都内30選挙区すべてで自民候補が当選し、首都圏や地方の接戦区でも「高市人気」とされる追い風が作用したと分析されています。
高市早苗首相(自民党総裁)は、与党で過半数を割り込めば退陣も辞さない姿勢を示して選挙戦に臨みましたが、結果として歴史的な大勝となりました。首相は8日夜、自民党本部で「この結果は私個人へのサポートではなく、政策への期待の表れだ」と述べたうえで、当面特別国会を召集し、第2次高市内閣の組閣作業と看板政策の具体化に取り組む考えを示しました。
野党は大幅議席減、中道改革連合が49議席に後退
最大野党の中道改革連合は、最終的な獲得議席が49議席にとどまり、公示前167議席から3分の1以下に大きく後退しました。比例代表も含めて議席を伸ばせず、「保守一強に対抗する中道勢力の結集」を掲げて結党した党の構想は、初の本格選挙で厳しい審判を受けた形です。
特筆すべきは、党幹部議員の相次ぐ落選です。共同幹事長を務める安住淳氏(宮城4区)、小沢一郎氏(岩手3区)、玄葉光一郎氏(福島2区)、元幹事長の岡田克也氏(三重3区)、枝野幸男氏らが落選し、その多くが比例復活もできませんでした。野田佳彦・斉藤鉄夫両共同代表は、8日夜の番組出演などで辞任の意向を示しました。
他の野党では、参政党が公示前の2議席から大きく議席を伸ばし、15議席を確保したほか、チームみらいも11議席を獲得し、「第三極」の一角としての存在感を強めつつあります。一方、共産党やれいわ新選組は議席減となり、既存野党の多くが支持拡大に苦戦しました。
推定投票率は前回を上回る56%台前半となるなか、有権者が野党勢力の将来像にも厳しい評価を下した選挙だったといえます。








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