
JR東日本は3月28日、東京都港区のJR高輪ゲートウェイ駅周辺で進めてきた大規模再開発プロジェクト「高輪ゲートウェイシティ」の全面開業を迎え、現地で完成式典を執り行いました。このプロジェクトは、かつての品川車両基地跡地を活用した約9.5ヘクタールに及ぶ広大な敷地を一体的に整備するもので、総事業費は約6000億円に達する国内最大級の都市開発事業です。
今回の全面開業により、オフィス、商業施設、ホテル、コンベンション施設などが入る高層ビル群に加え、建築家の隈研吾氏が設計に携わった独創的な外観の文化創造施設などが一斉にオープンしました。高輪ゲートウェイ駅は2020年に暫定開業していましたが、周辺施設の完成によって、駅と街がシームレスにつながる「国際ビジネス交流拠点」としての機能が本格的に始動することになります。
式典は、同じくJR東日本が再開発を進めてきた品川区の大井町駅周辺の街開きと合同で実施されました。両会場は大型スクリーンを介した生中継で結ばれ、京浜東北線で約5分という至近距離にある利点を生かしたユニークな演出が行われました。特に注目を集めたのは、両駅の駅長が電車に乗って互いの会場へ「テープカット用のテープ」を届けるという演出で、鉄道会社らしい連携で新しい街の誕生を祝いました。
JR東日本の喜勢陽一社長は式典の挨拶で、この街を「100年先を見据えた心豊かなくらしの実験場」と位置づけ、最新のデジタル技術や環境技術を導入した持続可能な都市モデルを目指す考えを強調しました。周辺には江戸時代の石垣遺構「高輪築堤」の一部が現地保存されており、歴史と最先端技術が共存するエリアとしても期待されています。
ネット上では、「ようやく駅周辺が賑やかになって嬉しい」「品川周辺の勢いがすごい」「6000億円という規模に驚くが、東京の新しい顔になってほしい」といった期待の声が多く寄せられています。
合同式典で見せた大井町との連携、進む「品川・高輪エリア」の再開発加速
今回の「高輪ゲートウェイシティ」全面開業と同時に、大井町駅周辺でも大規模な複合施設や広場が整備され、品川エリア一帯の利便性が飛躍的に向上しました。JR東日本がこれら2つの拠点を同時に街開きさせた背景には、リニア中央新幹線の始発駅となる品川駅を中心とした「広域品川圏」の価値を最大化させる狙いがあります。
大井町エリアでは、劇団四季の専用劇場を含む文化施設や、防災機能を備えた公園などが整備され、高輪のビジネス拠点とは異なる「生活・文化」の側面を強化しています。JR東日本は、高輪と大井町を一つのネットワークとして捉え、鉄道移動を軸にした回遊性を高めることで、エリア全体のブランド力を引き上げる戦略です。
今後は、2030年代にかけて周辺のさらなる再開発も計画されており、今回の全面開業はその壮大な都市計画の大きな一歩となります。法務省や東京都もこのエリアの国際競争力強化に注目しており、世界中から企業や人材が集まる「日本の玄関口」としての役割が、いよいよ本格的に試されることになります。









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