
高市早苗総理がファンを公言する世界的ハードロックバンド「DEEP PURPLE(ディープ・パープル)」のメンバーが10日、来日公演を前に総理官邸を表敬訪問しました。英国出身の伝説的バンドとの面会は、高市政権発足後の官邸表敬においても異色の組み合わせであり、SNS上でも「ディープ・パープル」がトレンド入りするなど大きな話題となりました。
高市総理は、メンバーが待つ応接室に入ると英語で「信じられない!」とつぶやきつつ一人ひとりと握手を交わし、「ようこそ日本へ!」と笑顔で歓迎しました。総理は中学生時代にディープ・パープルのコピーバンドでキーボードを担当し、大学時代にはドラムを叩いていたというエピソードを披露しながら、自身の長年の音楽経験とバンドへの思い入れを語りました。
面会では、日本発の打楽器ブランド「TAMA」のドラムスティックにサインをしてドラマーのイアン・ペイス氏に手渡し、「ディープ・パープルは私の憧れのバンドです。小学生の頃にアルバム『マシン・ヘッド』を買い、『スモーク・オン・ザ・ウォーター』などを聴き込んできました」と語りました。
さらに「今は夫と喧嘩した時には、『Burn(バーン)』を叩いて呪いをかけています」とユーモアを交えて場を和ませつつ、第一線で活動を続けるバンドへの敬意を表明。メンバー側からはサイン入りのスネアドラムが贈られ、高市総理は笑顔で受け取りました。
首相官邸の海外要人や著名人による表敬においても、今回のように世界的ロックバンドが日本の総理大臣と対面する機会は珍しく、音楽と政治が交差する象徴的な瞬間となりました。
成長戦略と文化外交としての意味合い
高市総理は「コンテンツ分野は高市内閣が進めている成長戦略17分野のとても大切な分野の一つです」と述べ、日本発コンテンツの海外展開を軸とした成長戦略を改めて示しました。音楽ライブなど現地での体験型コンテンツを通じた海外市場への進出を「大規模・中期・戦略的に進めていく」と強調し、ロックバンドとの面会を自らの政策メッセージと結びつけています。
また、高市総理はイギリスの駐日大使も同席するなか、イラン情勢など国際環境の不確実性に触れつつ、「基本的価値を共有する日英連携をさらに強くしていきたい」と述べ、日英関係の強化にも言及しました。
ディープ・パープルの来日公演については、「日本中のディープ・パープルファンを熱狂させるとともに、歴史ある日英文化交流を推進する大きな力となることを期待しています」と語り、音楽イベントが文化外交の一環として果たしうる役割に期待を寄せました。












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