クロスバー直撃の渡邊センス氏、損害賠償を求めて講談社提訴 「センス 訴えます」

お笑いコンビ「クロスバー直撃」の渡邊センス氏は1日、名誉を傷つけられたとして講談社に対し損害賠償を求めて提訴しました。これは、お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志氏が女性に性的行為を強要したとする週刊文春の報道に関連しています。
フライデーは2018年10月、渡邊センス氏が松本人志氏らの飲み会に知人女性を誘って参加させたと報道しました。それを受け、代理人は「女性を選別して酒席に参加させた事実などはなかったことを明確に主張し立証する」と強調しています。
また、渡邊センス氏は自身のSNSに、「FRIDAYさん。僕はもう動かないと思ってましたか?許す訳ないじゃないですか。ずっと準備してましたよ。装填完了。センス 訴えます」と投稿し、法的措置への準備が整ったことを明らかにしました。
これらの一連の出来事が世間の注目を集めるとともに、関係者にとって大きな法的および社会的な影響を与えています。ネット上では、「何故文春を訴えないのだろうか」「フライデーの敗訴は確実」「裁判の勝ち負けがどうなるかはともかく、裁判で白黒ハッキリさせようとする姿勢は良いと思う」などの意見が寄せられています。
Xにて「名誉回復請求を求める訴訟を提起いたしました」と投稿
渡邊センス氏は1日、フライデー提訴に関する内容をXに投稿しました。そこに添付されていた文書には、「本日、渡邊センスこと渡邊孝平氏は、株式会社講談社ほか1名に対し、令和6年1月25日配信のFRIDAYデジタルに掲載された記事、同年2月1日発売のFRIDAYに掲載された記事、同月7日配信のFRIDAYデジタルに掲載された記事及び同年4月30日配信のFRIDAYデジタルに掲載された記事に関し、名誉毀損に基づく損害賠償請求及び訂正記事による名誉回復請求を求める訴訟を提起いたしました」と記されています。
続けて、 「今後、裁判において、渡邉孝平氏が、上記各記事に記載されているような不適切な行為、女性を選別して酒席に参加させたなどの事実及び女性の人格等を否定するかのような行動などはなかったことを明確に主張し立証してまいりたいと考えております。関係者の皆様方にはご心配・ご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます」と今後の意向について説明しました。松本人志氏の件と同じく、渡邊センス氏の代理人も八重洲総合法律事務所の田代政弘氏らが担当しています。
渡邊センス氏は1984年2月4日生まれ、福岡県出身のお笑い芸人です。身長は171cm、体重は58kg。2004年に前野悠介氏とお笑いコンビ「クロスバー直撃」を結成し、ツッコミを担当しています。
趣味は麻雀、料理、オシャレ、読書、映画鑑賞、ボクシング、パチンコ、モノマネなど多岐にわたります。主な出演作には、邦画『指輪』やDVD『ご指名・ご購入ありがとうございま~す!~笑いたいなら、一枚いかがですか?安心と実績、笑いの保証 約束編~』などがあります。