マーク・ザッカーバーグの資産が約10兆円減少 原因はメタバースビジネスか?

海外のニュース・情報メディアの「Bloomberg」によれば、Facebookの創業者であるマーク・ザッカーバーグが、今年だけで約10兆円もの資産を減少させたと明らかにしました。

年初の資産額は1,250億ドルだったのに対し、現在では約550億ドルにまで縮小しました。純資産だけで言うと、世界の富豪ランキングで20位まで転落しています。この順位は、マーク・ザッカーバーグにとって2014年以降最も低いそうです。

資産減少の主な理由としては、メタバースビジネスによってMetaの株価が下落したためだと思われます。また、AppleがiOS14で導入した「プライバシー保護の仕組みの変更」により、広告主によるユーザーの追跡が困難になったことも、利益を落とした主な原因だとされています。

マーク・ザッカーバーグが手掛けるFacebookは広告事業なので、ユーザーの追跡が困難になることは、収益化能力に大きく影響するのです。

マーク・ザッカーバーグは資産の減少を気にしていない?

マーク・ザッカーバーグの資産は明らかに減少していますが、当の本人はあまり気にしていないように思えます。マーク・ザッカーバーグはメタバースの布教活動に力を入れており、つい先日もジョー・ローガンの番組にゲストとして登場し、メタバースの便利さや重要性について説きました。

5月の年次株主総会においては、メタバースビジネスについて「今後10年間はそこからの収益を期待するのではなく、基盤固めに費やすとして、2030年代になってから大きく会社に貢献するものになる」という見解を示しています。

つまり、今回の710億ドルもの資産減少を含め、メタバースビジネスが赤字を垂れ流すことは、すべて想定内なのかもしれません。仮にそうだとしても、メタバースの文化はまだまだ一般的ではないため、今後も資産を減らし続けることが予想されます。

メタバースはいつ流行るのか?

メタバースには「cluster」や「Second Life」、「VR Chat」など、さまざまなプラットフォームが存在しています。しかし、どれも一般人に周知されているのかと聞かれると、その答えは明らかにNOです。

メタバースを流行らせるためには、参入するまでのハードルを下げる必要があります。メタバースで必要不可欠なVRゴーグルの値段は、Meta社が提供している安価モデルでも約60,000円します。

また、VRゴーグルを買っても具体的に何ができるのか?が明確でないため、参入までのハードルが非常に高いと言えるでしょう。

今後、新しいVRゴーグルやプラットフォームが登場するかと思いますが、少しでもハードルが下がるよう期待したいところです。

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