23日午前9時頃、高知県の南の海上にて台風15号が発生しました。台風15号は本日23日から24日にかけて、西日本から東日本の太平洋側に接近する見通しです。
台風による影響で西日本は今夜まで、東日本は明日にかけて大雨になる恐れがあるほか、土砂災害、低地の浸水、落雷、突風などの危険性が伴います。また、北日本も前線の影響により、雨や雷雨になる可能性があります。
中心の気圧は1000ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルです。中心部分にあたる北側280キロ以内と南側185キロ以内では、風速15メートル以上の強い風が吹いています。
地域によって台風被害の度合いは異なりますが、いずれにしてもこの3連休は注意が必要です。交通機関にも影響が出る可能性があるため、外出は極力控えつつ、最新の気象情報を都度確認しましょう。
台風被害を最小限に抑える対策
先週あたりから強い台風が続いており、各所での台風被害が後を絶ちません。台風が上陸してからだと被害を抑えられない場合もあるため、できるだけ早めに対策しておくことが大切です。
すぐにできる対策は、自宅周辺の点検・補修です。屋根瓦がある場合はズレたり割れたりしていないかをチェックし、外壁やブロック塀がある場合は割れたり傾いたりしていないかを確認しましょう。側溝や排水溝の水はけは大丈夫なのか、枯葉やゴミが詰まっていないか、などのチェックも重要です。
また、台風が来たときに慌てないためにも、ハザードマップを入手して避難経路を確認しておきましょう。ハザードマップについては、市役所や公民館、各自治体のホームページで確認できます。家族と一緒に確認し、緊急時の集合場所も決めておきましょう。
備えておきたい防災グッズ
台風被害に限らず、自然災害が起こった際は、荷物をまとめている時間がありません。防災グッズを事前に準備しておけば、速やかに非難することができるでしょう。準備しておくべきアイテムは以下の通りです。
- 飲料水
- 缶詰や乾パンなどの食料
- アメやチョコレート
- 懐中電灯
- ランタン
- モバイルバッテリー
- 乾電池
- 歯ブラシ
- 携帯用カイロ
- タオル
- ビニール袋
大きめのバッグにまとめ、玄関などすぐに持っていける場所に置いておきましょう。また、人によっては上記のアイテム以外にも、さまざまなものが必要になります。台風被害を受ける前に、防災グッズを準備しておくことをおすすめします。