コンビニ大手ミニストップで消費期限ラベルの偽装が発覚 7都府県23店舗で確認

コンビニエンスストア大手のミニストップは18日、店内で製造した食品の消費期限表示に関する不正行為が複数店舗で行われていたことを明らかにしました。東京都や大阪府を含む7都府県の23店舗において、調理済み食品のラベル貼付作業で規則違反が確認されています。

今回の問題は6月下旬、店舗で製造したおにぎりの期限表示に関する不備から発覚しました。同社が社内調査を実施した結果、おにぎりや弁当以外にも唐揚げやフランクフルトといった総菜類でも同様の事案が判明しています。

具体的な違反内容として、厨房での調理完了後に即座に消費期限ラベルを貼付すべきところを一定時間経過後に行っていたほか、販売エリアに陳列済みの商品でラベルの貼り替えも実施していました。

対応策として、同社は9日からおにぎりと弁当の店内製造を全面停止し、18日以降は総菜類の販売も取りやめています。一方で、フライドポテトやホットドッグなどのカウンター商品、工場製造済みの加工食品については継続して提供するとのことです。

現時点で顧客からの健康被害に関する申し出はなく、問題が確認された全店舗では保健所への届け出を完了しています。

ネット上では、「コンビニにおける店内調理のリスクですよね」「消費期限は科学的な裏付け安全期間を見込んだ設定なのだろうが、短すぎるのはあるんだろう」「モラルの問題じゃなくて、構造の問題と見ていかないと解決はできない気がする」などの意見が寄せられています。

ミニストップ期限偽装問題、現場からは「人手不足が背景」との声

消費期限偽装問題が発覚したミニストップの現場関係者からは、慢性的な人手不足と廃棄ロス削減への圧迫感が背景にあったとの証言が相次いでいます。

問題が確認された店舗の社員は、「期限の改ざんはありました。店舗としては大きな間違いをしてしまったと反省しています」と認めました。

偽装の具体的な手口について、同社員は「おにぎりを作成しているスタッフが忙しくて、客の対応をしていることがあり、ラベルをすぐに貼ることが徹底できていませんでした」と説明しています。

特に朝や昼の繁忙時間帯では2~3時間のピークが続くため、調理とレジ対応を兼務するスタッフがラベル貼付作業を後回しにするケースが常態化していたとのことです。

一方、利用客からは厳しい声が上がっており、ある女性客は「そんなことするとは思わなかった」と困惑しています。男性客も「毎日利用するので困る。信用できなくなってしまう」と不信感を表明しました。

コンビニ業界関係者は「店内調理が売りで強みのはずなのに、管理を怠ったのは痛手」と指摘し、ブランドイメージへの深刻な影響を懸念しています。

関連記事

コメントは利用できません。

最近のおすすめ記事

  1. 千葉工業大学
    千葉工業大学は2月28日、児童買春などの罪で起訴され勾留中に自殺したアメリカの富豪、ジェフリー・エプ…
  2. 病院経営法人の利益が赤字転落 コロナ後に採算悪化が深刻化
    東京商工リサーチが実施した「病院経営法人」業績動向調査によると、病院を経営する6266法人の最新期の…
  3. ホワイトハウス
    トランプ米大統領は2日、ホワイトハウスで行った演説の中で、イランに対する軍事作戦について期限を定めず…

おすすめ記事

  1. 網走刑務所で刑務作業を行う受刑者

    2025-7-21

    網走刑務所とはどんな場所?現役職員に聞いた歴史と受刑者の今

    強固な警備体制や凶悪事件の受刑者が収容されるイメージもある網走刑務所。映画やドラマなどの影響で、怖い…
  2. 第48回府中刑務所文化祭が2023年11月3日に開催された府中刑務所

    2023-12-9

    プリズンツアーが大人気!来場者1.5万人の府中刑務所文化祭とは?

    「府中刑務所文化祭」は年に一度(2023年は11月3日)、府中刑務所により開催される今回で48回目の…
  3. 2025-8-25

    FC2創業者の高橋理洋被告に執行猶予判決 弁護側は「日米の価値観の違い」主張し控訴へ

    動画投稿サイト「FC2」でわいせつ動画を配信した罪に問われていたFC2創業者の高橋理洋被告(51)に…

2025年度矯正展まとめ

2024年に開催された全国矯正展の様子

【結果】コンテスト

【結果発表】ライティングコンテスト企画2025年9-10月(大阪・関西万博 第4回)

アーカイブ

ページ上部へ戻る