山田琉聖がW杯初優勝、日本勢ワンツーでオリンピックへ大前進

山田琉聖がW杯初優勝、日本勢ワンツーでオリンピックへ大前進

スノーボードのワールドカップ(W杯)ハーフパイプ第2戦の決勝が19日、米コロラド州コッパーマウンテンで行われ、男子では19歳の山田琉聖(チームJWSC)が94.50点をマークしてワールドカップ初優勝を飾りました。2位には開幕戦に続き戸塚優斗(ヨネックス)が90.50点で入り、日本勢がワンツーフィニッシュを達成する快挙となりました。

山田は2006年3月25日生まれの北海道札幌市出身で、スノーボードは両親の影響で5歳から始めています。 2016年に地元札幌のばんけいスキー場で開催されたワールドカップを観てハーフパイプの楽しさに魅せられ、本格的に競技へ取り組むようになりました。16歳からワールドカップ等で世界を転戦し、昨シーズンはユースオリンピック冬季大会で銅メダルを獲得するなど、注目を集めています。

決勝で山田は1本目77.50点で4位と出遅れましたが、2回目の滑走で3発目、4発目に斜め軸に縦2回転、横4回転技を組み込んで94.50点を叩き出し、1本目首位の戸塚を逆転して見事に優勝を果たしました。今回の初優勝により、 2026年2月に開幕するミラノ・コルティナオリンピックの代表選考に向けて大きく前進しました。男子では他に20歳の重野秀一郎(日体大)が81.75点で4位に入っています。

女子では北京冬季オリンピック銅メダルの冨田せな(宇佐美SC)が88.75点で2位。韓国の崔ガオンが開幕戦から2連勝を達成しています。

戸塚優斗が3度目のオリンピック代表入りを確実に

予選1位通過の戸塚優斗は、決勝で90.50点をマークし2位。開幕戦に続く2戦連続の表彰台入りにより、全日本スキー連盟の基準を満たし、 2018年平昌、2022年北京大会に続く自身3度目のオリンピック出場を確実にしました。

戸塚は2001年9月27日生まれの神奈川県出身で、親の影響で2歳からスノーボードを始めました。 2017年に全日本選手権を15歳で制すると、同年のワールドカップでも初出場初優勝。2年連続でW杯総合優勝を果たすなど実績を重ね、現在世界ランキング3位につけています。

ミラノ・コルティナオリンピックのハーフパイプ種目で日本が得られる出場枠は男女それぞれ最大4。 男子では平野歩夢と平野流佳が既に代表入りを確実としており、戸塚も2戦連続の表彰台で代表に大きく近づきました。山田も今回の初優勝で名乗りを上げ、残る枠をめぐる争いがますます注目されます。

ミラノ・コルティナオリンピックは2026年2月6日から2月22日まで、イタリア・ミラノとコルティナ・ダンペッツォで開催されます。

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