T-BOLANベーシスト上野博文、ステージ4肺がん公表 9月からの「ラストツアー」参加に強い意志

人気ロックバンド・T-BOLANのベーシスト上野博文氏(60)がステージ4の肺がんと診断されたことが9月6日、バンドの公式サイトを通じて発表されました。この発表は芸能界に大きな衝撃を与え、多くのファンから応援メッセージが寄せられています。

人気ロックバンド・T-BOLANのベーシスト上野博文(60)がステージ4の肺がんと診断されたことが9月6日、バンドの公式サイトを通じて発表されました。この発表は芸能界に大きな衝撃を与え、多くのファンから応援メッセージが寄せられています。

所属レコード会社B ZONEによると、上野は7月初旬に体の不調を感じ、かかりつけの医師の診察を受けたところ、検査の結果、肺がんのステージ4で身体の数か所に転移が認められている状態と診断されました。診断後すぐに精密検査、転移部分への放射線治療等を経て、現在は肺がんに対する投薬治療に臨んでおり、経過は良好とのことです。

上野にとって今回が2度目の大きな病気です。10年前の2015年にくも膜下出血で倒れた際は、重度の障害が残ることが予想されていましたが、本人の「ライブをやりたい!」という強い意志でリハビリに励み、奇跡的な復活を遂げ「奇跡の男」と呼ばれるようになりました。その経験を踏まえ、今回も前向きな姿勢を見せています。

T-BOLANは9月13日から全国47都道府県ツアー「T-BOLAN LAST TOUR 2025-2026 終章 SING THE BEST HIT JOURNEY 47」をスタートさせる予定です。同ツアーはバンドがライブ活動を終了する「ラストツアー」として位置づけられており、上野は「がんとうまく付き合いながら、ステージに立つこと、そして全曲演奏することを目標にしております」と強い決意を示しています。どのような形での出演になるかは、本人と主治医、メンバー、チームで話し合いながら検討していくとしています。

上野本人は公式コメントで「この度は体調のことでご心配をおかけして、本当に申し訳ありません。現在は治療を受けながらも、食欲もあって元気に過ごしています」と現在の状況を説明。「10年前、奇跡的にまたステージに戻ってこられたように、今回も必ず乗り越えて、皆さんと音楽でつながれる日々を、大切にしていきたいと思っています。皆さんの応援や想いが、僕の心を支えてくれる大きな力です。がんばります!」と力強いメッセージを送りました。

T-BOLANは森友嵐士(ボーカル)、青木和義(ドラム)、五味孝氏(ギター)、上野博文(ベース)からなる4人組ロックバンドとして、長年にわたって多くの名曲を世に送り出してきました。

復活への期待 ファンから温かい励ましの声

今回の発表を受けて、SNS上では「上野さんの前向きな姿に勇気をもらった」「10年前も奇跡を起こした上野さんなら今回も大丈夫」といった応援メッセージが数多く寄せられています。また音楽関係者からも「T-BOLANの音楽に励まされてきた人は多い。今度はファンが上野さんを支える番」といった声が上がっています。

上野は「一日一日を大切に過ごしています」とコメントしており、9月からのラストツアーでの全曲演奏という目標に向けて、治療を続けながら準備を進めています。T-BOLANファンにとって、このツアーは特別な意味を持つものとなりそうです。

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