
サイバーエージェントの次世代生活研究所が2025年10月に実施した「2025年Z世代SNS利用率調査」により、Z世代のSNS利用動向に顕著な変化がみられると明らかになりました。
Z世代が最も利用しているSNSは「YouTube」で利用率86.1%となり、2位は「LINE」で85.8%、3位は「Instagram」で71.6%、4位は「X」で66.8%、5位は「TikTok」で52.8%です。過去3年間の推移をみると、YouTubeやTikTokなどの動画系プラットフォームでは大きな変化がみられない一方で、InstagramやXが減少傾向にあります。
こうした状況で、BeReal.は2023年13.2%、2024年21.4%、2025年22.8%と着実に利用率を伸ばし、主要SNSの中で唯一利用が拡大しているサービスとなりました。Z世代と上世代の利用率の差も22.0ポイントと最も大きく、若者特有のSNSとなっています。
認知率の面でも世代間の差が顕著で、BeReal.はZ世代の認知率が79.4%であるのに対し、上世代は30.6%と48.8ポイントもの差があります。主要5つのSNSであるLINE、YouTube、Instagram、X、TikTokについてはZ世代と上世代ともに認知率が9割を超えており、大きな差はみられません。
BeReal.は2020年にフランスでリリースされた画像共有SNSです。1日1回ランダムな時間に通知が届き、2分以内にインカメラとアウトカメラで同時撮影する仕組みです。フィルターや画像処理による編集は一切できず、フォロワー数も表示されません。加工なしのリアルな投稿が特徴で、SNS疲れを感じている若者たちに支持されていると考えられます。
上世代でもTikTok利用が拡大、世代間で異なる変化の方向性
上世代についても、比較的新しいSNSである「TikTok」と「Threads」が増加傾向にあることがわかりました。一方でYouTubeやInstagram、Xはほぼ横ばいとなり、高止まりの状態が続いています。
サイバーエージェント次世代生活研究所は「世界で最も未来が見られる研究所」となることを目標に、若者研究、未来生活研究、ニューメディア研究の3つの柱を掲げています。今回の調査は、Z世代のSNS利用が「映え」から「リアル」へシフトし、「公開」から「クローズド」へと変わっていく実態を示すものといえるでしょう。




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