経団連会長の後任として筒井義信・日本生命保険が内定 慣例を破る画期的な決定

日本の経済界をリードする経団連は、新たな時代に向けて大きな転換点を迎えようとしています。2025年5月に退任予定の十倉雅和会長の後任として、日本生命保険の筒井義信会長が内定したのです。

経団連の会長は長年にわたり製造業出身者が務めてきましたが、筒井義信氏は金融機関のトップであり、これまでの慣例を破る画期的なものとなりました。

筒井義信氏は、経団連の副会長として脱炭素社会の実現と国際競争力の強化に取り組んできた実績の持ち主です。さらに、政府が設立したGX推進機構の初代理事長も務めるなど、グリーントランスフォーメーション(GX)を推進する上でも重要な役割を担ってきました。

経団連は、筒井義信氏の手腕に大きな期待を寄せているようです。金融の視点を取り入れることで、これまでとは異なる発想で日本経済の課題解決に取り組むことができるかもしれません。筒井義信氏の会長就任は、2025年5月29日の定時総会で正式に決定される予定です。

ネット上では、「タブー破りは大いに結構だし、第三次産業出身も大賛成だ」「相互会社出身者に日本の財界を背負う資質があるのだろうか」「十倉が選ばれた時にはまさかと思いましたが、今回も同じ感想です」などの意見が寄せられています。

筒井義信氏の経歴・プロフィール

経団連の次期会長に内定した筒井義信氏は、1954年1月に兵庫県神戸市で生まれました。京都大学経済学部を卒業後、1977年に日本生命保険に入社し、企画・調査畑を中心に歩んできました。

2011年には社長に就任し、2015年には三井生命保険を買収するなど、国内生保の再編を主導してきた実績があります。2018年からは会長として、日本企業の経営戦略や成長力に目配りしながら、海外の動向にも精通してきました。

経団連では2023年から副会長を務め、2024年にはGX推進機構の初代理事長にも就任するなど、脱炭素推進にも尽力してきました。筒井義信氏は、消費や投資の喚起には国民の将来不安を取り除く必要があると指摘し、痛みを伴う改革から目をそらさない姿勢を政府に求めていく考えを示しています。

十倉雅和現会長は、社会保障改革やGXの推進が次期会長の重要課題になるとの見解を示しており、筒井義信氏の知見と手腕に期待を寄せているようです。筒井義信氏の就任により、経団連がどのような舵取りを見せるのか注目が集まります。

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