写真で見る大阪・関西万博「いのちめぐる冒険」の超時空シアター&ANIMA!体験会トークショー

2025年4月9日(水)、大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「いのちめぐる冒険」で、河森正治テーマプロデューサーと、豪華声優陣が参加する体験会トークショーが開かれました。最新VR/MR技術を駆使した超時空シアター「499秒 わたしの合体」とARアトラクション「ANIMA!」を実際に体験したゲストが、その臨場感とメッセージ性を語ります。現地撮影の写真とともに、“いのち”の物語をレポートします。
シグネチャーパビリオンの世界観が体感できる外観デザイン

2025年大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「いのちめぐる冒険」は、その独自の世界観を外観デザインからも体感できます。シグネチャーパビリオンとは、8人のプロデューサーが主導するパビリオンで、大阪・関西万博会場の真ん中にある展示パビリオンです。本博覧会のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を象徴する存在です。
「いのちめぐる冒険」は、生命が巡り合い、合わさり変化し続ける壮大な物語を体験できる施設として注目されています。河森正治テーマプロデューサーが手掛けた外観には、協賛パートナー各社の想いが込められたいきもののデザインを施した巨大な球体「いのち球(いのちダマ)」がいくつも配置され、外側から生物多様性のメッセージを発信しています。
パビリオンが面する「いのちパーク」側には特大ビジョン「宇宙の窓」が設置され、宇宙を舞台にした壮大な映像演出が行われます。銀色に輝く球体と巨大スクリーンによるダイナミックな造形により、来場者は館内に入る前からパビリオンのテーマを直感的に感じられる工夫がなされています。
多彩なゲストが語る「499秒 わたしの合体」の魅力

「いのちめぐる冒険」パビリオンでは、プレスデーとなった2025年4月9日に特別体験会とトークショーが開催されました。
第1部では声優の梶裕貴さん・東山奈央さん・七海ひろきさんが館内の「超時空シアター」で499秒間のVR/MRコンテンツ「499秒 わたしの合体」を体験。この超時空シアターは、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)の技術を駆使して宇宙規模の食物連鎖を体感できる世界初の参加型シアターです。
体験後のトークセッションでは、梶さんが「ゲームやアニメの世界に入り込んだような没入感で、河森監督が伝えたかったメッセージがすべて詰まっていると感じた」と語り、東山さんも「今までにないVRとARを行き来する体験で、言葉を尽くしても一切ネタバレにならない!」と驚きを述べました。
七海さんは「(ARで)みんなで一緒に水玉を作るシーンでは、まるで全員で合体しているようだった。音楽も最高で、ぜひこの “いのち”を感じに来てほしい」と呼びかけました。
第2部では、音楽プロデューサーの菅野よう子さんと歌手の中島愛さん・葉音さんも参加し、体験後に「生きている感覚をぎゅっと詰め込んだ時間」「360度見渡しても一度じゃ足りない」とそれぞれ独自の表現で魅力を語りました。
登壇者による記念撮影と、万博へのメッセージ

トークショーの締めくくりには、登壇者たちがパビリオン前で公式キャラクターのミャクミャクと共に記念撮影。梶さん、東山さん、七海さん、河森テーマプロデューサーは笑顔でポーズを決め、万博開催への期待と来場者へのメッセージを語ります。
登壇者一同、2025年の大阪・関西万博でこの未体験のイマーシブ体験を多くの人々に楽しんでもらいたいと口々に述べ、イベントは幕を閉じました。
「いのちめぐる冒険」パビリオンは4月13日から始まった万博会期中を通じて一般公開され、誰もが499秒の冒険を体感できます。生命の神秘や未来社会へのメッセージをエンターテインメントとして発信する本パビリオンは、会場内の目玉の一つとして多くの来場者の注目を集めることでしょう。今回の体験会を経て、本番での公開に向けた期待も一層高まっています。