YOSHIKIが1.1億円などを求める名誉毀損裁判の第4回口頭弁論 議論は翌年へ持ち越し
X JAPANのリーダー・YOSHIKI氏が所属する音楽事務所・ジャパンミュージックエージェンシー(JMA)が23日、週刊誌「女性セブン」を発行する小学館に1億1,000万円の損害賠償と記事削除などを求めた裁判の第4回口頭弁論が東京地裁(10時30分~ 522号法廷)で行われました。
前回、10月25日に裁判官の体調不良で中止になった後の新期日となり、冒頭に裁判官からお詫びが伝えられて裁判が始まりました。
第4回口頭弁論の末、進行協議を挟み議論は翌年へ持ち越しに
第1回口頭弁論において全面的に争う姿勢を示していた被告の小学館側ですが、4月12日の第2回口頭弁論では、取材源の兼ね合いから現状出せる証拠がないとの答弁で具体的な反論はなし。7月12日の第3回口頭弁論においても、取材源が求められる内容でした。
原告側の説明によると、週刊誌『女性セブン』及びウェブサイト『NEWSポストセブン』において、X Japanの各メンバーへの報酬の未払いや、X JapanメンバーであるHEATH氏の急死において、葬儀が終わるまで公表を控えてほしいというご遺族の意向を知った上でその内容を記事にしたことなど、計7本でYOSHIKI氏への名誉毀損があったとしています。
第4回口頭弁論では、被告側が提出した関係者3名の陳述書を元に議論が進行されました。被告側の小学館は取材源の秘匿性を引き続き主張する弁論となりました。次回以降に向けて、原告側が関係者3名への尋問を必要とするか意見を提出すること、被告側が取材した対象者を明かすことができるかどうか、報酬の支払い状況について証拠書類を原告側が提出することを実施事項として閉廷しました。
次回は、2月6日(木)13時〜進行協議が行われた後、3月21日(金)11時〜東京地方裁判所705号法廷にて第5回口頭弁論が行われます。
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