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桜がつなぐ日米台の友好と経済交流 「さくら咲く国際経済産業文化交流セミナー&講演会」が開催
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2025年9月29日(月)、「さくら咲く国際経済産業文化交流セミナー&講演会」が東京・上野精養軒「桐の間」にて開催された。主催は一般財団法人日台国際桜交流会で、「昭和天皇ゆかりの桜」の植樹活動を広く伝え、日本・台湾・アメリカとの友好親善を深めるとともに、国際的な文化・経済・産業交流を促進することを目的としている。
名誉総裁の伏見宮博明殿下や、名誉会長の安倍昭恵氏をはじめ、日米台の有識者が登壇し、桜を通じた交流の可能性について議論が交わされた。

<目次>
第1部「日米台・桜文化が育む経済産業・桜花文化交流」

第1部「日米台・桜文化が育む経済産業・桜花文化交流」では、一般財団法人日台国際桜交流会の代表理事・水上逸朗氏がナビゲーターを務め、パネリストに意見を求めた。

日本の平和の象徴とされる桜を軸に、昭和天皇が台湾で植えた桜の「里帰り」植樹活動を紹介しながら、日本、台湾、アメリカそれぞれに根付く桜文化を交えた議論を展開。桜を通じた友好親善に加え、各国の経済状況や成長促進の可能性についても語られた。
パネリストとして、名誉総裁の伏見宮博明殿下、名誉会長の安倍昭恵氏、台湾総統府資政で前駐日代表の謝長廷氏、エルドリッヂ研究所代表のロバート・D・エルドリッヂ博士、政治学博士マンリオ・カデロ駐日サンマリノ大使が登壇し、それぞれの立場から桜を通じた交流の意義について語った。



第1部を終えたコーヒーブレイクでは、昭和天皇がこよなく愛したと言われる、ババロアが振る舞われた。来賓される国際的なゲストへ提供されるものだそう。
第2部「トランプ政策下の関税貿易問題&台湾問題の今とこの先」

第2部では、政治学者でエルドリッヂ研究所代表のロバート・D・エルドリッヂ博士が登壇し、「トランプ政策下の関税貿易問題&台湾問題の今とこの先」と題して講演を行った。内容は1時間以上にわたり、トランプ前政権が掲げた通商政策の具体的な関税戦略や、それに対する日本の経済産業界の対応の実態について詳しく解説された。
講演後には参加した経営者や研究者から、国際情勢における具体的な質問が寄せられ、博士は一つひとつに丁寧に回答した。桜を介した文化交流の場でありながら、経済・安全保障を含む国際的な現実を共有できる時間となり、参加者にとって有益な学びの機会となった。
場には終始和やかな空気が漂い、最後にはマンリオ・カデロ駐日サンマリノ大使から、祖国サンマリノ産のワインが参加者へ贈られる一幕も。

「Japan・Taiwan Global Cherry Blossom FriendShip Society 日台国際桜交流会 一般社団法人日台国際桜交流会」とラベルに印字された記念すべきワインボトル。

桜文化をきっかけにした国際交流に加え、こうした心のこもった贈り物が、参加者同士の距離をさらに縮める象徴的な場面となった。
桜文化を通じた交流が、国際的な経済・産業・文化の架け橋となることを願い、「さくら咲く国際経済産業文化交流セミナー&講演会」は幕を閉じた。
一般財団法人日台国際桜交流会
『さくら咲く国際経済産業文化交流セミナー&講演会』
https://sakura-satogaeri.jp/forum20250929
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