羊文学が新アルバム「Don’t Laugh It Off」をリリース ファン待望の2年ぶり新作でアジア・欧州ツアーも展開

羊文学が新アルバム「Don’t Laugh It Off」をリリース ファン待望の2年ぶり新作でアジア・欧州ツアーも展開

2025年10月8日、オルタナティブロックバンド羊文学が約2年ぶりとなる5枚目のフルアルバム「Don’t Laugh It Off」をリリースしました。この新作は、TVアニメ「サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと」オープニング主題歌「Feel」や月9ドラマ「119エマージェンシーコール」主題歌「声」、TVアニメ「【推しの子】」第2期エンディング主題歌「Burning」など、話題のタイアップ曲を多数含む全13曲入りとなっています。

羊文学の新アルバムは2023年12月の前作「12 hugs(like butterflies)」から約2年ぶりのリリースで、6月に先行配信された「春の嵐」や9月15日に配信された新曲「doll」も収録されています。特に「doll」は、インディーズ時代のサウンドを彷彿とさせる疾走感のあるギターロックに仕上がっており、ファンの間では新たな挑戦として話題になっています。

アルバムの発売形態も豪華で、初回限定盤には「FUJI ROCK FESTIVAL’23」でのグリーンステージパフォーマンス映像を収録。完全生産限定盤「メェ盤」では、2025年に開催した初のUSツアー「Hitsujibungaku US West Coast Tour 2025」に密着したドキュメンタリー映像とオリジナルひつじちゃんぬいぐるみキーホルダーが梱包される特別仕様となっています。

バンドの世界進出が加速、アジア・欧州ツアーも好調

羊文学は現在、過去最大規模のアジアツアー「Hitsujibungaku Asia Tour 2025 “いま、ここ(Right now, right here.)”」を開催中で、9月15日の大阪城ホールを皮切りに、ソウル、上海、北京、広州、台北、バンコクを巡り、10月9日・10日には東京・日本武道館での2days公演を予定しています。

さらに新たな挑戦として、10月15日からは初のヨーロッパツアー「Hitsujibungaku Europe Tour 2025」を開催予定。パリ、ナイメーヘン、ケルン、ベルリン、ワルシャワ、ウィーン、ロンドンの欧州6か国7都市を回る本格的な海外展開で、日本のオルタナティブロックシーンの国際的な広がりを象徴する動きとなっています。

今回のリリースは、日本のロック・音楽シーンにおける海外進出と国内での多様なメディア展開を同時に示す象徴的な出来事となりました。羊文学の世界的な活動拡大は、2025年の音楽業界における重要なトピックの一つとして記録されることになるでしょう。

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